一度、この映画の公開日を記載しましたが・・・改めて来週公開の映画です。
アイビーが来週は韓国訪問中で帰国後に見に行く予定ですが・・・・
面白いとか感動とかでオススメする映画ではありませんが・・・
ホントに多くの方にこの作品を見てもらいたいと思っています。
映画自体は以前字幕なしで見たので正しい答えは出せないので・・・
感想は鑑賞後にお伝えしたいと思い生ますが・・・
ただ・・アイビーの感じたことは「韓国だけじゃーない、どこの国でも起きている。」
映画を鑑賞中はそのまま真実を受け入れない時間を過ごした感じでした。
今、日本で大きく取り上げられる「いじめ」・・・
アイビーが感じたのは「いじめ」をした生徒でなく・・・
その周りにいる大人がこの映画の暴行を起こした容疑者と同じに見えます。
大人と言う立場で真実を背ける行動はいかなるものか・・・
この映画と比較することはいけないことですが・・・
もっと相手の立場に立ってみてほしいと思います。
2005年に韓国で実際に起きた、児童への虐待事件をモチーフにした本作。ある地方の聴覚障害者学校を舞台に、学校ぐるみで生徒への性的虐待が行われていることを知った新任教師が、子どもたちと共に事実を告白。法廷で理不尽な現実に立ち向かう姿を描きだし、昨年公開された韓国では460万人を動員した
その影響で法律が見直されるなど、まさに国家をも動かしたセンセーショナルな話題作『トガニ 幼き瞳の告発』。実際に本作のモデルとなった光州インファ学校で2005年、女子学生の手足を縛って性暴行した容疑(強姦致傷など)で起訴されていた前・行政室長に対し、裁判所は懲役 12年を宣告。又、10年間の身元公開と電子足輪装着10年を命令した。今回の判決は検察が求刑した懲役 7年よりも5年重い刑となった。
判決について裁判所は、自らの地位や権力を利用し、本来保護すべきはずの生徒に対し行った極めて悪質な犯行であること、そして、被告が反省の色なく犯行そのものを否定し続けている点を厳しく判断した。学校組織が隠ぺいしていた事実がついに裁かれた。
裁判所は"事件が多くの人に知られるようになり、障害者への性暴行事件に対し厳罰を求める社会の声が大きくなった。そして国会ではトガニ法と呼ばれる法の改正もあった"と、『トガニ 幼き瞳の告発』の影響が大きくあったことを明らかにした。
韓国では、昨年本作の公開後、13歳未満の児童への性暴力犯罪の処罰に関する改正案を"トガニ法"と名付け、2011年10月28日に国会を通過、法律改正に至った。これにより、控訴時効が排除になったために、再び審議された結果が今回の判決に繋がっている。
判決に対し、『トガニ 幼き瞳の告発』原作者コン・ジヨン氏は自身のツイッターで"犯した罪(の極悪さ)を考えると懲役12年では足りないくらいだが、求刑よりも重い刑になってありがたい"とコメントしている。
※トガニ法 <内容>
・13歳未満の女子及び身体的または精神的な障害がある女性に対し、強姦または準強姦の罪を犯した場合の控訴時効の排除。
・身体的なまたは精神的な障害がある女性に対し刑法第297条(強姦)の罪を犯した者は無期または7年以上の懲役。
あらすじ・・・『カン・イノ(コン・ユ)は大学時代の恩師の紹介で、ソウルから郊外のムジンという町の聴覚障害者学校に美術教師として赴任する。着任早々彼は校長の弟の行政室長(チャン・ガン)に、教職を得た見返りとして大金を要求される。最初から学内の重苦しい雰囲気を奇妙に感じていたイノは、ある晩、帰宅しようとして子どもの悲鳴を聞きつける。』
映画『トガニ 幼き瞳の告発』公式サイト