元!4級審判員の日記 

2002年9月より始めたブログもはや21年〜
2005年からのJFA3級は今も維持、今は元!と名乗っています。

☆environmental management

2011-02-28 08:57:23 | social
●大学院の最終講義
を久しぶりに(といっても半年ぶりぐらいだけど)受講しました。

70歳で退官される酒井寛二教授の最終講義でした。

冒頭の学科長によるご紹介の中で
シンガポールの某金融公社が、日本のアジアでの出遅れ感を話す一方で、
それでも見習うべきもの・・・として、「環境関係への取り組み」と話されていた、と発言されていました。

酒井教授ご自身の経歴も国立大学とその大学院の理工系、
建設会社に入られて建設工学を経ての環境関係の分野への進出

2年前に大学院に入って、和光大学の教授も勤められている小林教授の環境経済学を勉強したとき
同じように同教授は、国立大学の農学部の経歴からこの分野に入られたとのことでした。

環境学といっていいのかわからないけれども
その分野というのは、理工系に限らず、あらゆる分野とつながっているんだな・・・と思います。

酒井教授の最終講義は「環境にこだわった過去48年間と今後への期待」というお話でしたが、上述したように環境学の幅広さから入りました。

先生も「幅広い環境関連の雑学知識と、特定領域の深い専門知識、そしてそれ以外の領域の信頼できる専門家の知識応用が重要!」と語られています。

言葉で書くのは簡単ですが、この重要といわれる内容をこなす
というのは相当なものなのではないでしょうか。

でも、その分野について日本を評価しているシンガポールの金融公社

やはり、まだまだ捨てたものではない(いや 捨てるわけなどないですが) 日本のさまざまな知識、技術だと思います。

一方でこの分野の学問がほんとうに確立できるのであれば、それはそれでいいことだと思います。

ここまで環境にたずさわってこられた酒井教授も
自然の流れには逆らうべきではない! と主張され、沖縄の珊瑚礁も絶滅はさけられないのだと語られています (もちろん珊瑚礁を保護する努力を否定されているわけではないですけれども)

環境に対する姿勢も明確でした
もっと環境保護的なお話でまとめられるのかと思いましたが
最後は

・個人の環境倫理観を確立させなさい
・職場の中で信念を貫きなさい
・自分の活動の積み重ねが、世のためだけでなく、家族や自分のためにもなるのだ

という「自分の価値観と行動をかえられるか」だとお話されていました。


在学中に酒井先生の授業を拝聴できなかったのはやはりもったいなかったですね。
でもまだまだ、現役でしっかりと勉強されていくとのこと
また、お話が伺えればと思いました。

ありがとうございました。

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