ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

新年初の診察

2009-01-09 | 闘病生活
今日は午後から腹部エコー検査です。
なので、朝食後の飲食禁止。
食べられないと思うとなおさら食べたくなります。
しんどいです。
帰ってきたらガッツリ食べてやる。

先日、新年初の診察に行ってまいりました。

I医師不在の日なので
同じ医療チームではありながらめったにお会いすることのないIB医師の診察。
でも採血室前で偶然I医師の後姿を見つけて呼びとめ
新年のご挨拶だけすることができました。

おしゃべり好きでお茶目なIB医師。
診察室に入ると、ゴミ箱に向かってなにやらブツブツ・・・
「この注射器はここに捨てちゃいけないんだよなぁ」
そうです先生。医療廃棄物はしっかり管理してくださいね。
どうもお久しぶり、と言われたので、こちらも新年のご挨拶をしましたが
やはりゴミ箱に向かって「はい今年もよろしく~」とお返事されてしまいました。
愉快な先生です。

年明けすぐの診察とあって、病院内はどこもごったがえし
診察までの待ち時間も過去最長。
IB医師はてんてこ舞いのご様子です。

「僕の診察はいつもこんなに混まないんだけどねぇ」とおっしゃるので
「先生は面白くて人気がおありだから、普段もお忙しいんじゃないですか?」と
お正月なのでいつもより大げさなお世辞を言ってみました。

するとIB医師、得意の裏話を披露。
医療チームのリーダーである教授(私の場合F医師)が
下の医師に患者を横流しして、それがさらに下に降りてくれば忙しくなるけど
F医師もI医師も基本的に横流しはしない人たちなので自分はヒマなのだ、と。

ふーん。
F医師もI医師も、いったん自分が受け持った患者は
責任持って面倒見るタイプらしいです。
IB医師は小声で「ちなみに○○先生(私の知らない先生でした)は横流しが多いんですよ」と。
はい、覚えておきます。

そんな話の最中、隣の診察室にかなり深刻な症状の患者さんが現れたらしく
「I先生呼んで!」と騒いでいるのが聞こえました。
へ~え、I医師ってけっこうすごい人なのかも、と思っていると
IB医師のことも探している様子。でも当のご本人は知らん顔。
いいんですか?行かなくて?

今日はあまり無駄話をしていられないと判断されたのか
すっと背筋を伸ばし、さて本題に移りましょうとPC画面を睨み始めたIB医師。
白血球は6000と好調。
好中球の数値は出ていませんでしたが、白血球がこれだけあるんだから大丈夫でしょう。

肝機能の数値は少し下がっていました。
でもまだ、もうちょっと下がっていてほしいなぁとはIB医師の感想。
この段階で抗がん剤治療を再開すれば、おそらくまたすぐに上がってしまい
続けて点滴することができない、と。

でも、肝臓になにかあるというような数値でないことは確かなようです。
次の点滴予定日までにはもう少し下がるでしょう、と。

ま、今日のところは、入院しろとか薬を飲めとか痛い注射をしろとか
そういう物騒な話はありませんからご安心ください、と笑いながら言われて診察終了。
どんなに忙しくても、どんなに隣が緊迫しているときでも
患者を和ませることは忘れない先生です。
次はいつお会いできるでしょうか。

医師も忙しいでしょうけど、私もこの待ち時間の長さには少々疲れました。
今日の検査は空いてるといいなぁ。

明日から1泊で、新潟方面へスキーに行ってきます。
前シーズンは雪不足だったけど、今回は雪が多すぎる模様。
しかもこの週末は大雪の可能性も。
私、雪が降ってる中で滑れるかしら。。。