開けてもいない窓を閉じるとき
はじめて私はとびらをつくる
誰も風も入ってこれないように
固く重く頑丈にして
隙間という隙間を埋めて
中の光が漏れないように
守っている
何かを
だけど
ただ一つだけ小さな鍵穴を付けた
区切りながらもつながる
見せたいのに恥ずかしく
見たいのに恐い
家々の窓の明かりを
温もり
ということばで表すことに慣れてしまった社会が
親切というなまえで
閉じてもいない窓を開ける
自由の前には不自由があったのに
いつからかそれらは曖昧になり空気になり
あったことさえもなかったことになって
とてもきれいに
死んでいくのね
ちゃんとして、って
言えばよかった。
思いの強さだけが
そんな開かずの窓を開く鍵
なんて馬鹿みたいで
全然だめ
はじめて私はとびらをつくる
誰も風も入ってこれないように
固く重く頑丈にして
隙間という隙間を埋めて
中の光が漏れないように
守っている
何かを
だけど
ただ一つだけ小さな鍵穴を付けた
区切りながらもつながる
見せたいのに恥ずかしく
見たいのに恐い
家々の窓の明かりを
温もり
ということばで表すことに慣れてしまった社会が
親切というなまえで
閉じてもいない窓を開ける
自由の前には不自由があったのに
いつからかそれらは曖昧になり空気になり
あったことさえもなかったことになって
とてもきれいに
死んでいくのね
ちゃんとして、って
言えばよかった。
思いの強さだけが
そんな開かずの窓を開く鍵
なんて馬鹿みたいで
全然だめ
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