戦場

何もかも、白
ともすれば、黒

春の日
アメリカがそこに在った
区別と差別の違いを教わり
僕達は労働者となり
桜舞う戦士達を救った

夏が過ぎて
もう国は無い
見渡す限りの水平線で
退屈な食事をする
どこまでも続き
どこまでも溢れ来る

やがて秋、
革命の異端児は
額縁の世界で笑っているだけ

冬には雪が降った
なにもかも許せない人
なにもかもを許す人
ゆうべの続きが
どんどん隠されていく
何もかも、白
ともすれば、黒

それは、世界と呼ばれていた

なりゆき

ちからまかせ
なりゆきまかせ
どちらの愛も
ひっくり返って
びっくりマーク

打ち返される
放たれる
おもいとどまり
くりかえされる
小さいあなたと
小さいわたし
どちらのアイも
ひっくり返って
びっくりマーク