湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

夕暮れの扉

2018-03-15 08:25:00 | ポエム
眠りについて見る夢は
時々怖かったりする


ほんの一瞬の出来事は
今まさに起きているかのごとく
走れども走れども
前には進まなくて
あと一歩で急展開


そのうち
これからという時に終わったりする


途中で途切れて終わるものだから
目覚めてから
自分でなんとか
納得しょうとしたりして‥‥


けれど、時折
目の前の扉が開かれて
新しい世界に踏み込んだと
思えるような出来事を
何故か体感するような夢の時は
もがいていた自分を探し当てたり
その自分とサヨナラできたりするもの


もう少し
もう少し‥‥


そうして頑張ってきたのだから


人生の扉は12個あって
そのうちの一つが
その都度開かれていく


その中の一つは自分のための
美しい夢の缶詰が用意されている


巡り巡っていく星たちの声に
耳を傾けながらいると
休むとき
走るとき
頑張るとき


その時々の扉が開かれていくけど
必ずその一つには
素敵な入り口に出会えるはずだから


自分の走り出すタイミングは
きっと与えられるもの


夕暮れ時はきっと
その扉の縁が
少し見える時間かもしれない



(写真を横にしてみてください。木目のドアが見えますか?)



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