湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

サンブンノイチの幸せ

2019-02-25 00:05:10 | ポエム
水晶玉に手をやって
全てを見ているような君だって
水晶玉の歪みを見つけたなら

見たい
知りたい
なんとかしたい

そう思うに違いない

だけどね
全てを知ることはできないんだ

人が人である以上
違って当たり前のことを
違って欲しくなくても
その違いも全て
君と僕だということ




水晶玉に手をかざし
全てを知りたいと思うような君だって
水晶玉の濁りを見つけたなら

見たい
見えたい
なんとかしたい

きっと思うに違いない

だけどね
全てを同期させることできないんだ

君と僕である以上
違って当たり前のこと
違って欲しくないことも
その違いも意味さえも
君と僕だということ


見たい
知りたい
なんとかしたい


好きとか嫌いとか
多分ごちゃ混ぜにしょうとする
違うんだよ
見えてないからこそ
見えてないところが
すごくすごく
愛おしくて
大切なことなんだよ


傷ついたかい
傷ついたでしょう
人の言葉は刃だね
聞きたくない言葉が突き刺さる


知らぬ間に
当たり前のように
人の言葉は刃だね
傷つけたほうも言葉が胸を刺すから


その痛みを乗り越えて
何にも頼らなくていい
君の確かな目で見れるはず


どこにだって見つけられるさ


一杯のコーヒーにだって
幸せは見いだせる


水晶玉を持たなくても
幸せは見いだせる


きっと
きっと


サンブンノイチの幸せが
ハンブン以上の幸せに
なれますようにと願っているよ







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