湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

森の中で

2018-05-17 13:38:53 | ポエム
雨が止むと森の匂いがする
うつむいた顔を
上向き加減でふと見上げる


目を閉じれば思いは時空を超えていく


必ず立ち止まる場所がある


なぜかわからない
幾筋にもわかれた森の小道が
360度で広がって
選択は自由だけれど
いつも決まって
歩き出す道がある


誰かに呼ばれているかのような気もする
そして見えてくる大きな幹に
話しかけてみる
不思議な空間 であることに違いはない


幹が笑っているように見える時もある
そうじゃない顔の時もある


それはきっと
自分の心を映してる鏡かもしれない
今日の私は心にウソをついてないですか?


自問自答しながら

それでも解き放てない

自分の気持ちをもてあます


そうだ?
その場所に立ってみよう

何かが見えてくるかもしれないでしょ

もう一度
違う場所から始められるかもしれなでしょ




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