湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

旅の心模様

2019-04-23 08:00:16 | ポエム
旅にこれからと、向かうとき
足はもうすでに
今この時ではない地を
踏みしめているかのようで
はやる気持ちが
色んな気持ちを蹴散らしていく
 
そんな風に旅立った
 
 
 
旅が終わりにと、向かったとき
足は今来た道
前にいた時間の場所の地へ
飛び越えたくなるかのように
急ぎ出したこころ
忘れてた気持ちを
慌ててかき集め始めてく
 
そうして帰路に立った
 
 
あの人は
この人は
 
 
どうしていたのだろうと
 
 
なぜか
置き去りにしてしまった心と
旅に出会った景色とか
混ざり合って
ほんの少し
胸が甘酸っぱい
 
 
旅から離れる寂しさと
忘れていた寂しさと
 
 
なんにも言えずに
 
 
こころの渇望の声が聞こえる
 
 
 
ただいま
 
 
西の空に沈んでいくオレンジの光に
 
サヨナラして
 
 
 
漆黒の闇の東に
向かって飛んでいく
旅はおわろうとしてる
 
 
 
ただいま
 
 
たくさんの光の街を眼下にみて
自分の街に帰ります
 
 
 
花に包まれた時間
空を眺める時間
人を思う時間
 
 
たくさん
たくさんの色んな思いの中で
 
 
甘いもの
しょっぱいもの
ツンとしたもの
あたたかなもの
 
 
私の心の中でブレンドされていく
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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