湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

2度目の大雪⁉️

2022-01-20 23:28:00 | コラム
車で、家を出るときは、
曇っていた。
風は冷たくて、流石に
二十四節季の(大寒)だ。


用達しのためにハンドルを握って走り出したが
現着する前から雪が降り出した。
降り出しは、ふんわりと
なんとも可愛らしいもので
白い妖精のような感じがする。

しかし、
これはまずいぞ
『風雪流れ旅』に出てくるみたいな雪になってきた。
紙吹雪じゃあるまいに。

降ってくる雪は見る角度によって
黒く、灰のようで
一瞬、トンガの降灰は、どんなだっただろう
こんな呑気なことは、言ってられないほどだっただろう。

なにせ、黒いガラスみたいなものだから。

こちらの降り始めた雪は、
吹雪になって、舞って、流れ
市役所の駐車場に建てられた、ATMのガラスの部屋に入るまで
どれだけ雪まみれになるんだろうと思うほど。

雪が微かに積もり始めた。
タイヤがスリップしないかしら
それこそ、これも
(体感=大汗)笑

全ての用事を早めに済ませ
家路に急ぐ

途中、、、
田んぼ道に差し掛かると
一切、雪の気配が消えた!
降った形跡もなし。

自宅に帰っても
一切の雪の痕跡は無し。

お隣に泊まっている車は濡れてないのに
私の車だけが大汗かいて
戻ってきたように濡れている。


あれだけ雪が降っても
青空が少しみえてはいたっけー。





もし、雨だったならば
『キツネの嫁入り』と言うのだろうが、
雪の場合は、なんて言うのだろう
『キタキツネの嫁入り』か?(笑)
『シロクマの嫁入り』か?(笑)



人がその場所で
被ってしまうことは
動かないと、その事象はそのまま

動いてみれば
雪の降ってない道に当たるのかも。
いや、雪が降ってない場所があると実感する。

反対に
私が家だけに居たとしたら
今日は、雪が降ったと、知る由もない。

不思議なもので
その時に居た場所、それぞれ。

人の気持ちも
動かさないでいると
沈んだらそのまま。

その場所に居る感覚だけが残る。
良い思いでいるならば、そのままでも良いけれど、
どうしょうもない思いに
打ちのめされているならば
心を
気持ちを
すこしズラしてみたら。

見えてくる景色が変わるよ、きっと。

一つ場所
一つ方向だけで、あるはずがない

360度
角度を持っている!


2度目の大雪に
そんなことや
あんなこと

あの人のことや
この人のこと

寒さも、大寒が過ぎて
しばらく我慢してれば
節分が来て
春が来る

そう、春が来るんだよ。





コメント (6)
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