湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

ケイオウザクラを買ってきた日

2020-02-06 19:19:00 | コラム

今日は北風が強くて
朝からキーンと空気が澄んで
久しぶりなような

本来の『冬』ってこうだよね

ほんの少しだけ
自分の鼻先が冷たくなるぐらい
風に体を立ててみたくなる

今日は
一日車検の日で

なるべく外出は控えていたいと
思う割には
やっぱり
寒くても青空って良いもんだと
思いながらハンドルを持つ


湖岸線の道から見たら
湖の水面は
波打って
空には雲が流れていく様子を
チラ見しながら


今日は帰りに花を買おう


何故か
そう思った


嬉しいとき
悲しいとき


花を買うと落ち着く気持ち


本当に花には
妖精がいて
癒してくれると思う


年がら年中
いつもある野菜コーナーのような
代わり映えしないお花屋さんだけど
ちょっとした、その季節のものは
片田舎の町にも
バケツに浸かって置いてある


啓翁桜(けいおうざくら)


いつだったか忘れたけれど
山下達郎さんの曲がエンディングで
竹内結子さんと香取慎吾くん
そうだ!!

『薔薇のない花屋』だった。


そのドラマのとある回に
啓翁桜(けいおうざくら)が
使われていたっけ。


ソメイヨシノの桜より
少し素朴な感じがする


ソメイヨシノの桜より
悲しくないような気がする。





















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