湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

ウエサク満月

2019-05-19 21:36:00 | ポエム
お釈迦様ゆかりの地では
『ウエサク祭り』が執り行われるそうだ。
日本では、
昨日、京都の鞍馬寺にて
唯一、お釈迦様のお祭りを行ったらしい。
 
 
お釈迦様の誕生日
悟りの日
お亡くなった日が
全て春の満月(蠍座)だったことが由来で
ウエサクの満月と言われる
 
 
蠍座である必要があったのか
分からないけれど
全て蠍座の満月とは不思議なものだ
 
 
お月様じたいは
そんな赤くもなく
特別大きいと言うこともない
 
 
しかし
月の光は
この胸の中を
透かして突き抜けていくような
光の先が鋭い気がした
 
 
怠慢なこと
必要でない怒り
人に対する不満
ただ高いだけのプライド
 
 
手放してしまえと言われてる
 
 
きっと楽になるもの
 
 
穏やかに
静かに
 
手放せば
きっと自分の本当が
見えてくるのかもしれない
 
 
余計なものに
惑わされずに
 
 
一番大切なものだけ
この胸にあれば
 
 
本当は
一番シンプルに生きられるのかもしれない
 
 
私の友達が
時々書いてるブッダの教えを
ふと思い出した
 
 
ウエサク満月に
空を見上げる
 
 
天界とこの世が繋がれて
開かれる日でもあるらしい
 
変わりたいと願う人は
余計なものを手放すと
手放した分だけ
新しいパワーが入ってくるのかもしれないねー。
 
 
私はとにかく
雲とコラボして
移り変わるお月様を眺めながら
月光浴をしていたい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクランボのジャム

2019-05-19 09:15:00 | 日記
桜の花が散って
実を結び
サクランボになる
 
小さな2つの実
 
2つで一つなのが
何故なのか
不思議で
そのツヤツヤした小さな桃を
小さなころは
見ていたように思う
 
 
やがて
その2つの実は
絡み合って
蜜に煮詰められ
トロトロと柔らかく
溶け合っていく
 
 
初恋から
大人の恋になるように
 
 
甘酸っぱい思い出が
残るかのような
林檎のようでもなく
桃のようでもない
 
 
サクランボの名にふさわしい
芳しい香りを残し
初めての大人の恋が
終焉を迎える時に似ている
 
 
そこに
行き着くまでに
幾重にも
手を重ね
思いを重ねても
やがて熱くなり
やがて冷めていく
 
 
我に返って
振り返り
 
 
あゝ
あれは
桜の季節からはじまったのねって
 
 
また、空を見上げて思うだろう
 
 
自然の摂理の中にいて
人として
自然に欲する思い
 
 
粛々さと丁寧さ
 
 
有り難く
その時間をも頂こうとしている
 
 
贅沢な大人の時間を
費やしたあとの
残り香のような、、、、。
 
 
サクランボのジャムを
お友達から頂きました
 
 
 
大好きな胡桃入りのバゲットに添えて
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする