惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

Majestouch Tenkeyless 黒軸・英語配列(FKBN87ML/EB)

2010年04月30日 | pride and joy
(Mar.23,2009起稿)
Realforceを紹介してこれを紹介しないわけにはいかない。フォルム的には最高の品である。これを「美しい」と感じないなら、悪いことは言わない、計算機屋以外の仕事を探すべきである。いまどき計算機屋が憧れの職業だなんてこともないだろうし・・・。

Realforceのよさはいくら打ってもくたびれない軽快さだが、この「マジェ黒軸」は逆で、いまどきのキーボードでは珍しいタッチの重さが最大の特徴である。この重さに捨てがたい「タイピングの快楽」というべきものがあって、それを楽しめるのが──エミュレータではない本物のDEC VT-100を、あるいは手動タイプライタを打ったことがあるような──この世界の古株というもの・・・などというのが年寄りのビョーキだと思う人は、同型で軽いキータッチの「茶軸」バージョン、あるいはそれこそ倍の値段を払ってRealforceを求めるべきだろう。

なお、リンク先のサイトのうち「diatec online」では通販限定としていろいろオマケがついてくる、そのかわり「定価販売」である(税込10,800円)。オマケより安さを求める人は最新価格等を調べて他で買うことをお勧めする。今だと安いところでは8千円台ないしそれ未満となっている。Amazonはそのひとつである。

(Apr.30,2010追記)
今日になって気まぐれに、このキーボードを真上から撮った写真を探してみた。メカニカル・キーボードの宿命でトラブルが多い(らしい)という世間の評判はさておき、このシリーズのフォルムの美しさと打鍵の心地よさは、今後とも永久にキーボードのお手本として参照されるべきものだとわたしは思っている。

(画像とリンクは「老貓測3C/電腦3C科技硬體軟體相關測試與分享」様)

リンク先はURLからすると台湾のキーボード評価サイトらしいのだが、さすがに詳しいことはわからない。ここの写真が一番きれいだった。上の画像はそこから頂戴してきた2枚の写真を適当に貼り合わせた上、このblogの横幅に合わせて縮小加工したものである。

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