■侍戦隊シンケンジャー
ゴーオンがとことん能天気な戦隊だったのに対して今回のシンケンジャーは基本シリアスで所々でコミカルさで味付け・・・1話を見た限りではそんな印象を受けた。
まず今作のレッドは走輔やジャンのように熱血バカ路線ではない。設定上「殿様」であり他のメンバーは家臣という関係。相関関係上はボウケンジャーのそれに近い。基本的に真面目でクール、ともすれば冷たく見られるかもしれないが、外道衆との戦いに巻き込みたくないという思いから他のメンバーを招集するのを渋ったりと他人を思う気持ちと内に秘めた熱い正義感を持ち合わせたキャラ、そんな第一印象だ。
レッドに付き従う立場の他のメンバーは、青が忠義心溢れるもそれが空回りして笑いを誘うお笑いキャラ。ピンクはちょっと大人のおねーさんキャラ。緑は今時のゆとり高校生。そして黄色はおっとりキャラ(?)。
第1話は外道衆の復活と、それを察知したレッドとジィが残りのメンバーを招集して戦いの幕開け、といった内容。外道衆が一般市民を容赦なく踏みつけ、切り捨てる場面、レッドがメンバーを招集してショドウフォンを渡す際に覚悟を問いただす場面。これが今作の目指す方向性なんだろう。敵味方の馴れ合いなどクソ食らえ。すなわち「生きるか死ぬか」。近年の戦隊物で薄れがちだった生死を賭けた戦いをシンケンジャーではやろうとしているような気がする。
次回のロボVS巨大戦闘員ってのは珍しい試みだな。
■Fプリ
録画予約されてなかった・・・orz