お気楽ヲタ人生

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「映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」を観てきました

2013-03-16 21:08:12 | アニメ

※ネタバレ全開につき以下追記にて

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恒例となった最速上映にて観てきました!

スイートプリキュアの秋映画から始まった深夜0時からの最速上映ですが、前回の『スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』までは Tジョイ大泉、京都、博多の3館のみでの最速上映だったのが、今回からは一気に蘇我、横浜、広島バルト11、東広島、北九州、大分が加わった9館体勢に増強。ただ増えたとは言っても、北部九州に固まってしまっていたり、北日本が手薄だったりとそんなに全国各地に広がった、という印象を受けないのがこれからの課題ですかねえ。とは言っても、そもそもTジョイ系の映画館が無いといった根本的な問題もあるらしいので仕方ない部分もありますね

自分はいつものように博多で観てきました。今回北九州と大分が増えた事で分散していつもより少なくなるのでは…と思っていたんですが、蓋を開けてみればほぼいつもと変わらないくらいの人が来ていたように感じました。直前にキネゾーで予約状況を見たんですが、北九州が10数人、大分は7人くらいだったのかな。そこから直接現地で席を取る人もいるでしょうから各20~10人程度に落ち着いたのでは?ちなみにコスプレイヤーの方は自分が覚えてる限りでは4人ほどいましたね。

 

さて肝心の映画の方ですが、まずNS1同様全員には台詞はありません。NS1の時は「たぶん全員には台詞は無いだろうなー」とある程度心の準備をしていたのにもかかわらずかなりショックだった(笑)んですが、さすがに二回目なので「ああ、やっぱりそうだよね」程度で済みました。

台詞が用意されていたのは

キュアブラック
キュアホワイト
シャイニールミナス

キュアパッション

キュアブロッサム
キュアマリン

キュアビート

スマイルチーム

ドキプリチーム

以上の16人。

NS1では鷲尾キュアが機械的にバッサリと切り捨てられていたのですが、今回は前作のスマイルチームと現行作であるドキプリチーム以外は、例えば「MH組はプリキュア10周年という意味合い」、「パッションとビートは自らが敵側からプリキュアに転身した成り立ちを踏まえて罪を犯したグレルを救済するという重要な役割」……と必要に応じて選ばれたという印象なのですが、そこで「おや?」と思ったのがブロマリの2人。この2人、特に重要な役回りを与えられていた訳でもなく(重要な役じゃないから喋るのはおかしいという意味ではないです)それはそれで別にいいと思うんですが、それなら何故ハトプリよりも新しいスイプリのメロリズがスルーされるのかな?と思ったんですよね。好意的に解釈するならマリンの能天気なキャラで場を和ませたい、だからコンビでブロマリを、という意図があったのかもしれませんね。

 

今回はグレルとエンエンという2人の妖精学校の生徒と、グレルの心の闇が影水晶より生み出した「影」を中心に物語が繰り広げられます。最初はあまり深く考えずに悪戯の延長のノリで「影」と一緒にプリキュアを陥れる事を楽しむグレルが、「影」が学校や生徒達を狙い始めた頃から事の深刻さに気づくくだりや、悪い事だと分かりつつもグレルと「影」に逆らえずにズルズルと流されてしまうエンエン。梅澤Pが各所で語っているように今回のテーマは「いじめ」なんですが、このデリケートなテーマを未就学児童にも咀嚼しやすいように上手くプリキュア映画という枠に落とし込んでいるなと思いました。

エンエンもグレルに嫌々従っている訳ではなく、いつも1人だった自分に話しかけてくれたグレルを慕っているという点も、単にグレルを悪者にせずに救いを残してテーマ的に重くなりすぎないように配慮してあると感じました。

中盤のグレルとエンエンに自分達はどうしたい?どうなりたい?と、ドキプリチームが優しく問いかけ導いてあげるようなシーンは、NewStageにおける「ゲストキャラをプリキュア達がサポートする」という方向性が色濃く表れたシーンでしたね。

 

その他覚えている範囲で小ネタとか色々

 

・「ピカピカぴかりん じゃんけんポン」でジャンケン勝負するみゆきとキャンディ。そして相変わらずパッと見判別不能なキャンディの手にあかねのツッコミが

・みゆきのテスト35点

・モブにミユキさん、カオルちゃん、ファッション部の面々、明堂学園生徒会男女、もも姉…たぶん他にもいたんだろうけど覚えてるのはこれぐらい

・まさかの「納豆餃子飴(スマイル修学旅行回に登場したアレ)」が登場。ありす曰く「大阪で一時期大ブームを起こしたという禁断のスイーツ
そしてまこぴーが食べてしまい悶絶(笑) まこぴーはやっぱりこういうボケキャラになるのか

・足の間から顔を出してエンエンを驚かせ「こんにちわー」って続けるマナちゃんのマイペースっぷり

・「六花、ありす、まこぴー、行くよ!」 そこ、まこぴーのままなんだw 六花&ありすとまこぴーとの間に感じる微妙な壁

・「泣いたり怒ったりしても楽しくないでしょ。楽しくない事はやめちゃおう!」「わかった、止めよう!」 キュアハートの即断力に惚れる

・メップルの着信音が「満開*スマイル!」

・タルトの奇声からの「気合や」連呼吹いた

・MHチーム…というかキュアブラック先輩とキュアホワイト先輩の圧倒的存在感。NS1で喋らなかった分今回は喋る喋る。みんなの応援→「デュアルオーロラウェーブ!!」の掛け声で復活、この一連の流れは興奮を抑え切れなかった!おなじみのブラックの「だだだだだだだだ」連呼も熱い!ホワイトの華麗な身のこなし、ルミナスハーティエルアンクション!声があるってやっぱり素晴らしい

・妖精達の応援を見て「プリキュアをやっててよかったっしゅ!」「皆さんの期待と声援にどーんと応える。それがプリキュアだかんね!!」 マリンが通常運行すぎてw

・マリンのデコがキラリと光り「プリキュアおでこパーンチ」

・無数のマーチシュートで「影」を圧倒する様は本編のVSマジョリーナ戦を彷彿とさせて良かったです

・おどおどしながら「私達も一緒に戦いたいなあ」と話しかけるピースに、「よろしく先輩」とちょっとツン気味に返すソード。「よーし、先輩がんばっちゃうぞー」というピースのお調子者っぷりが微笑ましい。そして次のピースサンダーではしっかり「感電に驚かずに耐える」バンクが使われてたのが芸コマ

・興奮しながら「決まったあドキドキスマイルミラクルボンバー!!」と叫ぶサニーに「なんですかぁそれ?」と尋ねるロゼッタのボケ殺しスキルに戦慄した

・太陽の復活にムンライさんは役に立っていたのだろうか…?

 

という訳で、自分の中でハードルを下げてこの日に臨んだという事もあるかもしれませんが、総じてNS1以上の物だったと思います。特にMHチーム(中でもブラックとホワイト)の声が加わった事による圧倒的な存在感はさすが伝説の域に到達したコンビだなあと。正直そこそこ活躍していたドキプリチームよりもMHチームの方が強い印象を残していた気がします。MHファンなら必見です!あと、マリン好きな方も。

最後に1つ苦言。最終形態の大グモの形になった「影」とプリキュアオールスターズとの一騎打ちが相変わらず「はああああああああ!!!」と叫びながら顔が次々切り替わる例のビーム合戦だったのが…。