TGS前日、夕闇迫る熊本空港に到着。約15年ぶりの飛行機利用とあって一応事前に段取りを把握済み。特に躓く事もなく無事手続き終了・・・と思ったら金属探知機に引っかかりました。何が引っかかったのか分からず一瞬焦りましたが、犯人は大量の小銭でした。大量の小銭が一塊の金属として認識されてしまうんだそうです。小銭をぶちまけてチェック完了。係のおねーさんも苦笑いしてました。
搭乗開始。中は思っていたよりかなり狭い。俺の隣は空いていたからゆっくりできるな、と思っていたら隣におにーちゃんが座りました。前日座席をチェックした後に埋まったというのか・・・。
俺は飛行機の離着陸が一番苦手。特に離陸の時の圧のかかり具合で頭がクラッとするのがたまらなく嫌。ただ離陸直後の旋回で機体がグッと傾いた時の景色を見るのは好きなんですよね。今回もウッとなりながらも、眼下の闇に広がる街や車の灯りを見ているうちに段々落ち着きました。しばらくは安定した飛行を続けていたんですが、途中気流の悪い所にさしかかりかなり激しく揺れた時には大丈夫と分かりながらもチキンな俺はずっとビクビクしてました。
ほぼ定刻通りに東京着。15年ぶりの羽田。最初のときの記憶はほとんど残っておらず熊本のソレと比べ物にならない程の設備の巨大さに圧倒されつつ高速バス乗り場へ。アクアライン経由で宿泊先の蘇我のビジホに着いたのが夜11時頃。他県に行った時に一番楽しみなのはその地ならではのTV番組を見る事なんですが、深夜に千葉テレビでやっていた「キャラディのジョークな毎日」という番組がもういかにもコレだ!コレがローカルのB級番組だ!といった按配で面白かったです。
さて、TGS当日。一番心配していた天気の崩れもなくすっきり秋晴れ。今回はフレのダイナモさん、もとさんのお2人と海浜幕張駅にて合流。ギリギリまで何時に集まるか悩んでいたんですがイベントや物販に狙いを定めていたわけでもなかったので9時集合という事に。もう1人、yoskさんは始発で行くという気合の入りっぷりだったのでyoskさんとは会場内で落ち合う事にしました。
駅から少し歩くとTGSの大きな看板がお出迎え。
この看板付近はさほど人は多く感じませんでしたが、当日券売り場辺りから人の量が増え始めやがて行列の最後尾が。幕張メッセがどれくらいの大きさでそもそも会場入口がどこなのかも分からないので、この行列がどれほどの長さなのかは正直良く分からなかったんですが9時到着で少なくとも1時間は並んでいたから結構な数はいたんでしょう。
並んでる間、もとさんが持ってきたジャッジメントシルバーソードで遊ぶ。ワンダースワン自体初体験だったんですが、意外と目が疲れない・・というか下手すればPSPよりも目の負担は少なそうな気がしました。画面は暗いんですが逆にそれがいいんだろうか?残像もほとんど気にならなかったし。
そうこうしているうちにいよいよ会場内へ。
まずは我らがMSブースへ。
まずはレイストームHDを試遊。この時はほとんど人が並んでいなかったのでさほど待たずに遊べました。ダイナモさんとcoopプレイ。画面は動画配信等で見た印象よりも綺麗だと思いました。少なくともバブボブNEOのような悪いタイトーXBLAではないのは確か。
次に虫ふた1.5へ。すでに結構な人数が列を作っていました。脇には浅田さんがいらっしゃったんですが話しかける勇気が出なかった!ヘタレだわ俺。無印虫姫をPS2版で遊んだだけで、虫ふたは今回初体験。前の人が360モードでプレイしていましたが、何がなんだかさっぱり分からなかったので無難にオリジナルをプレイ。TGSverは2面までしか遊べない仕様だったんですが、システムとか理解せずにとりあえず撃って避けての基本プレイでもなんとかなる難易度。オリジナルは元々そういう難易度設定らしいですね。オートボムに救われた場面が多かったという事もあります。まさに初心者にはピッタリのモードです。あと、画面はかなり美麗。HD化については相当にリキが入ってます。
俺の試遊が終わってもとさんのプレイを見ていた時、虫ふたの試遊コーナーのそばでインサイドXboxの収録が始まりました。ニーアゲシュタルトの試遊列に並んでいた客にインタビューしてました。かなり盛り上がってましたねー。最後はインタビューされた人が山口ひかりとローリング内沢と一緒に写真を撮ってもらってました。
この後、MSブース裏の通路で再びひかり&ローリングコンビに遭遇。写真をお願いしたら快諾。最初ローリングが空気読んで脇に避けてくれたんですが、ローリングの写真も欲しかったのでお願いしたらおどけた顔を作ってくれました。山口ひかり気さくだったわー。さすがプロと言ってしまえばそうなんですが、危うく騙されそうに・・・いやすでに術中にはまってるのか。ローリングも喋りが駄目だとか言ってすまん。でもやっぱりもうちょっとどうにかしてくれw
次に0 Day Attack on Earthを試遊。目標の大型の敵のコアは幾重ものシャッターで防御されていてそれを削ってコアを狙うビッグコア方式なうえに自身が回転して非常に狙いづらい。全方位STGに精密射撃を要求するのはどうかと・・。で、大型敵と戦っているとちょこちょこと現れてちょっかいを出してくる雑魚敵。その雑魚も湧き方が淡々としているわ耐久力のある物が紛れているわとストレスにしかなっていない。フィールドの所々に黒い霧のような物がありここに突っ込むとダメージを受けるんですが、見た目が爆発の煙のようでまぎらわしい・・と、プレイしていて気持ちよくないのがまず致命的。総じて展開に抑揚が無さすぎるんですよ。これは典型的な売り上げを下げる体験版ですねー。
会場内を移動しているとバンナムブース付近が大混雑。何かと思えば舞台には中島愛の姿が。あまりの人の多さに初めて心が折れそうになる。
ダイナモさんが潜伏しているときメモ4ステージへと向かう。ここも大混雑。意外と壁際が空いていたのでそこからステージを眺める。金月さんお年を召したな・・・。皐月の声がまんま小鳥さんだなあ。星川役の人の時よりも滝田樹里が出てきた時の方が物凄い盛り上がりようでした。でも俺的には星川役の人の背がちっこくてイスに座る時に「よいしょ」みたいな感じで座ってたのでよし。
星川役の人ではあんまりなんで「大亀あすか」という方らしいです。
最後にときめきアイドリングの歌があって終了。歌が始まった途端脇に集結していたアイドリングオタとおぼしき集団がジャンプし始めたのでビビッタ。リアルで見るのは初めてだったんでかなり衝撃的でした。ときメモ4の手つなぎモードに対して、もとさんがTLSだろという的確な突っ込みをしていましたw
キャックラのベヒモスにも行って来ました。
小さなブースの一角でスタッフ(キャラデザの人?)がポスターに即興でイラストを描いたりしてプレゼントしてました。俺も欲しくて並んだんですが並んでる人がみんな外人だったり流暢に英語を操る日本人だったりと、英語できないとマズいんじゃねーの的雰囲気を察知して断念。うーん、頑張ってみるべきだったかなあとちょっと後悔。ショーケース内に昨年話題になっていたフィギュアが展示されてました。コレ、欲しかったんですがブースでは直接買えなかった模様。全体的にアットホームな雰囲気でした。
あとはブースの脇を歩きながら色々見て回ったんですが、その中でもベヨネッタがかなり凄かったですね。完成度100%との事でしたが、背景が派手に変化するうえに巨大なボスもグリグリ動き回るのにフレーム落ちが見受けられなかったのは凄い。安定感がある。対照的にニーアゲシュタルトは相変わらずのもっさり具合がキャビアらしいというか。
Forza3は午前中の段階でかなりの待ち時間でしたし、午後になってもそれは変わらなかったのでパス。体験版も来てる事だしいいかと。
L4D2とアサクリ2のいわゆるZ指定ゾーンが長蛇の列を形成していたのが意外でした。年齢確認がめんどくさいとかでみんな避けるんじゃないかなーと思っていただけに驚きです。
スクエニブースでは巨大モニターで終始SO4の映像を流してましたが、かなりの人数が食い入るように見ていたのが印象的でした。一通り映像を見る限り360版と一緒だったんですけどね・・。それだけ潜在的需要があるという事なんでしょうか?
UBIは午前中に通りかかったんですが後回しにしたらすっかり忘れてましたw
最後は物販ゾーンへ。カプコンの物販コーナーが滅茶苦茶並んでました。何が目当てだったんだろう?俺はホリのコーナーでTシャツを2枚買って終わり。大神さんが売り子してました。
景気が原因か出展社数も減った微妙な時期のTGSが初TGSになりましたが、それでも十分お祭り気分を味わえたし楽しかったです。