あー楽しいネタドラマだった。
コレ、続編前提で作ってるのかどうかで評価も（少しだけど）変わってくるよな。つーか最初連ドラで企画してたんじゃなかったっけ？
今回限りってんならクソ。しかもどうしようもないほど。仮に今後連ドラ化するにしてもこのグダグダ感たっぷりの作りではネタドラマにしかならん。
伊東美咲の管理人さんは石原真理子よりはマシだった。でもやっぱり違うよな。PIYOPIYOエプロンは認める。一刻館の住人はまあイメージに合ってた。特に朱美役の高橋由美子。良く頑張ったな、色々と。あと菅井きんはハマリすぎててGJ。ただ脇役連中はかなり原作から離れた配役だった。茶々丸のマスターの柳沢慎吾とお義父さんの細川俊之は明らかにミスキャストだろ。特に慎吾ちゃん。
そもそも「めぞん一刻」ってのはお互いの恋のライバルに三鷹や八神がいて、お邪魔虫なこずえがいて、そういう役者が揃った中で五代の優柔不断さにイライラしたり妄想にふける姿に共感したり、管理人さんがヤキモチを焼く姿に萌えたりするのが「めぞん」だろ。その肝心な部分がごっそり抜け落ちてて単なるほのぼのラブコメになってしまってちゃどうしようもない。
だから続編でその辺のエピソードもきっちりやるってんならまだ多少の救いはあるよね。でも今回だけってんならラスト5分で顔見せ程度に出てきた三鷹とこずえが浮かばれないよなぁ。三鷹せっかく歯光ってたのにな（笑）
まあ一番笑ったのはラストの「DVD化決定」