いつ頃か記憶が定かではありませんが長屋に父の母親が来ました、私のお婆ちゃんです!!
丸髷のお婆ちゃんは品の良い容姿・言葉使いで何故に何処から来たのか?は分かりません。
部屋は6畳二間の畳部屋で夫婦・子供2人同居では狭すぎますので、空いている同じ長屋の隣に一部屋借りてお婆ちゃんが住み始めました。
お婆ちゃんの夫は亡くなった時私と同名で、これらの事から大変可愛がられていました。
お婆ちゃんは函館から来た事と考えられますが背筋が真っすぐで針仕事をしていた記憶があります。
縫物が得意で近所の着物の洗い張りや仕立てをしていました。
着物をほぐし洗いのりを付けて長い張り板に貼り付け又30cm位の細い竹ひごに半円を描くように張り、お手伝いをしたことがあります。
お婆ちゃんの楽しみは映画を見る事です、長男の私だけ連れて札幌の映画館に映画を見に行きました、帰りに食堂で旨い物を食べさせてくれました。
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