人生回顧録及び雑記

83歳・記憶の定かの内に日記風に書きとめておきたい。
また日頃勝手に感じた事を記載したい。

通夜の香典かえし・・・

2019-05-05 | 日記

各地により葬儀のやり方は違うと思いますが、北海道では葬儀に参列し受付で香典を渡しますと、香典返しと云い粗品を渡される習慣があります。

昨日の香典返しに添えられたはがき状の案内に、喪主の奥様に対する愛情が記されてありましたので記したいと思います。

「共に過ごした時間は本当に楽しいものでした」

「〇〇先生!」と妻を呼ぶ子供たちの声を、今でも覚えています。

分け隔てなく人を大切にした妻は、多くのご縁に恵まれました。

妻が講師を務めるピアノ教室では生徒だけでなく保護者の方にも慕われていました。

また私との時間をとても大切にし、仕事が忙しく遅く帰る事があっても、必ず私の帰宅を待って夕食を共にしてくれました。

娘に理想の夫婦と言ってもらえるほど、お互いを思いやる日常でした。

初めて食事をしたレストラン、訪れた景勝地、キタラでの演奏会、ダブルステニスの試合・・

忘れがたい思い出が甦ります。

妻〇〇は令和元年享年73歳にて生涯をとじました。

共に楽しい時間を過ごせたことに、感謝の気持ちばかりです。

最後になりましたが、妻の人生を彩り豊かにしてくださった皆様へ生前のご厚情に感謝申し上げます。

本日はご多用中ご会葬いただき、誠にありがとうございました。

略儀ながら書中をもちまして厚くお礼申し上げます。

奥様に対する愛情の深さを一人心に留め置かず表しを心温まる文章でした・・

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