旧・フレアバーテンダーCATMANの今日の一杯

全日本フレアバーテンダー協会会長の旧ブログです。新ブログはcatman.bar-nemanja.com です。

フランスの雑誌「COCKTAILZONE No.32」!!

2013年06月25日 | CATMANのひとりごと

フランスの雑誌「カクテル・ゾーン(COCKTAILZONE)」No.32がにパリ世界大会にお手伝いで行った時の様子が掲載されていました

2年前に開催されたフレア世界大会の様子が載っていました。

行き違いが2回程あり、ようやく受け取りました。

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2011年に開催されたワールド・フレア協会認定1級世界大会(WFAグランド・スラム)「PARIS FLAIR OPEN 2011」審査員で行った時の様子です。

写真上は、掲載された32号の表紙です。

下は3ページ目で、このページ下の写真右に小さく優勝トロフィーを渡そうとする私が写ります。

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表彰式の様子で、私から世界チャンピオンを発表した時のシーンの1枚です。

この中でのミクソロジー・バトルは、ペリエ・マスター・ミクソロジストで「PARIS FLAIR OPEN」のオーガナイザーや、「BACARDI MOJITO LAB PARIS」はじめとするお店のジェネラル・ディレクターや「バー・アカデミー・パリス」の創設者であるLAURENT GREECO(ローラン・グレコ)さんと、ホテル・リッツ・パリのバー・へミングウェイのヘッド・バーマンで2001年に世界最高のバーテンダーに選ばれた偉大なハーテンダーのCOLIN FIELD(コリン・フィールド)さんの号でした。

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素晴らしいお二人が掲載される貴重な号に一緒に載る事ができてとても光栄です。

70ページから82ページまで「パリス・フレア・オープン2011」が特集されていました!

下のページ右上には予選の総合得点も掲載されていました。

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惜しくも日本代表の山本圭介(ケイスケ)選手が4.3点差で決勝進出を逃した結果となりました。

最後の最後のフリップ・ポアで破損がありましたね~

あれが無ければと今でも思い出します。

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上は、パリス・フレア・オープン世界大会の掲載の最後のページです。

表彰式でも私が写っておりました。

ローラン・グレコさん、有難うございました!


2013年6月23日の東京観光専門学校フレア・バーテンディング体験講座!!

2013年06月24日 | フレア・スクール情報

2013年6月23日(日)は、東京観光専門学校でのフレア・バーテンディング体験講座でした!

これから入学を予定されている方のフレア体験授業です。

講師は、私北條智之でした!

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写真上は、助手を務めて頂いた一丸君です。

今回の授業の内容は、ポアリング、ティンの取り扱い、フレア・ボトルでの基本技の習得でした。

はじめにフレア・バーテンディングのご説明と、ワーキング・フレアによるデモンストレーションを行いました。

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その後、ポアラーでの液体のカッティング方法とカウントの取り方のトレーニングを30分行いました。

残りの1時間は、ティン技、ボトル技ではグリップ技、ロール技、フリップ技など10種以上のテクニックを練習しました!

最後に助手の3名によるエキシビジョン・フレアのデモンストレーションと、私のフレア・ショーを披露して終了となりました。

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参加された皆さん、お疲れ様でした。


キャットマンお薦めのロシア・グルメ紹介!!

2013年06月23日 | CATMANのひとりごと

本日は、ヨーロッパとアジアを結ぶユーラシアな料理である「ロシア・グルメ」を紹介致します

東西の食文化から影響を受けて来たロシア料理は、キャビア、イクラなどの高級食材からボルシチ、ペリメニ、ジュリエンといった定番料理まで種々様々です。

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まずは「キエフ・カツレツ」です!

ウクライナの料理ですが、ロシアではとても有名です。

鶏ヒレの中にバターを入れて分厚く揚げるカツレツです。

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ナイフを入れて割るとジューシーな肉汁とバターが、ジュワッと流れ出ます!

私のお気入りの一つになりました

付け合せには、ポテトが添えられる事が多いです。

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こちらは「ジュリエン」です!

マッシュルームなどのキノコをスメタナというサワー・クリームを和えてオーブンで焼いたものです。

ロシアでは劇場の幕間などにも食べたりしています。

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これは「ピロシキ」です!

日本で揚げパンでお馴染みですが、本場のスタイルはベークドしたものになります

肉入りやサーモン入り、キノコやポテト、キャベツなどの野菜入りもあり、沢山の種のピロシキがあります。

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ロシアの代表的な料理の一つ「ペリメニ」です!

ロシア風の餃子になります。

牛や豚、魚などを皮で包んだもので、スメタナなどを付けて食べたりします。

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これは「ガルショーク」です!

キノコのクリーム煮であったり、肉とジャガイモ、人参など煮込んだものなどを入れたツボにピロシキを被せてオーブンで焼いた料理です。

この料理は"シチー・ポット"とも呼ばれます。

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こちらは「サリヤンカ」です。

いわゆるトマト・スープの事です。

酸味のある美味しいスープです。

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手前のパンケーキは「スィールニキ」です!

カッテージ・チーズを生地に混ぜて焼いたチーズパンケーキになります。

しっとりとした美味しいパンケーキです。

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スープで最も有名な「ボルシチ」です!

牛のブイヨンと赤かぶのスープになります。

ロシアで有名ですが、実はウクライナ料理です。

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サンクト・ぺテルブルグの名物「ビーフ・ストロガノフ」です!

ストロガノフ家の家庭料理から世界に広がった有名なロシア料理です。

牛肉とキノコの旨みにスメタナが絡みあい、まろやかで濃厚な味わいになります。

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右のクレープは「ブリヌイ」です!

通常のクレープより少し厚めな様です。

ジャムやクリームで食べたり、イクラやキャビアを巻いて食べたりもします。

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こちらは「マロージェナエ」です!

アイスクリームの事で、濃厚で後味スッキリなものが多いです。

ロシアの方は寒い冬でもよく食べるそうです。

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魚料理もあります。

魚はチョウザメが珍重され、キャビアはとても有名ですが、魚肉の方もロシアでは食べます。

チョウザメは柔らかい味で淡白な味わいです。

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こちらは「サーモンのクリームソースがけ」です!

ロシアではクリームを使用する料理が大変多いです。

ロシア料理は、日本人の口にも合うかと思います。

ロシア・グルメもお薦めですね~


ロシアのお酒と名物飲料!!

2013年06月22日 | CATMANのひとりごと

本日は、ロシアの飲み物を紹介致します

まずはロシアの国民酒と言えばウオッカです

ウオッカの歴史は12世紀頃からとされており、名称のウオッカはロシア語のズィズネニャ・ワダ(命の水)ワダ(Voda)がウオッカと呼ばれる様になったと言います。

ウオッカと呼ばれる様になったのは16世紀のイワン雷帝時代になります。

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ロシア・ウオッカは、何種類のウオッカが製造されているのかは定かではないのですが、600種類以上はあるような感じでした!

中でもプーチン大統領に敬意を評した「プーチンカ(Putinka)」は地元では人気の様でした。

コニャックとも読んでいるロシア産のブランデーも沢山あります。

ロシアでは、アルメニア産のブランデーが人気です

ワインは甘口が好まれている様で、グルジア産とウクライナ産のものが人気です

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ロシアのシャンパン(スパークリング・ワイン)は、「シャンパンスコエ」と呼ばれています

シャンパンスコエは、現地ではウクライナ産が人気でした。

ビールで有名なのが「バルチカ」です!

バルチカは0番から9番まであり、番号が大きくなるほど度数が強く、人気は4.8度の「バルチカ3」と5.7度の「バルチカ7」です!

他のブランドでは、モスクワの「スタールィ・メーリニク」、サンクト・ぺテルブルグの「ネフスコエ」、他に黄金の樽の意味を持つ「ザラタヤ・ボーチカ」や、日本風に製造した「クリンスコエ・サムライ」が有名です。

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これは「メダヴーハ」というロシアで古くから飲まれる地酒です

蜂蜜にイーストを加えて発酵させて作る蜂蜜酒です!

アルコール度数は、4~6度になります。

低アルコール飲料なら黒パンなどを使用して作る「クワス」がオススメです!

クワスの詳しい情報はこちらをご覧下さい!http://blog.goo.ne.jp/catmananfa/d/20130621

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写真上はロシアで有名なノンアルコール・カクテル「モルス(Mopc)」です

古くからロシアではとても有名でレシピは様々です。

モルスは、ラテン語で"蜂蜜水"を意味するムルサ(Mulsa)がモルスになったと言います。

モルスは、3種、4種、あるいはそれ以上の種のベリー系のフルーツと蜂蜜水で作られ、主にブラック・ベリー、クランベリー、コケモモ、サクランボ、黒スグリ、赤スグリなどを使用します。

ミックス・ベリー・ジュースと蜂蜜、お湯を加え沸騰させて冷やしたらモルスが出来ます

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こちらはロシア人にとって欠かせない「チャイ」です!

いわゆるロシアン・ティーですが、ジャムなどを紅茶に溶いては飲みません。

ヴァレーニエ(自家製ジャム)や蜂蜜をなめながら紅茶を飲むことがあります。

ロシアに行かれましたら是非飲んでみて下さい!


本日紹介のお酒「クワス(Kbac)」!!

2013年06月21日 | カクテル紹介

本日は、ロシアの代表的なお酒「クワス(KBAC)」を紹介致します

クワスはロシアの伝統的な微炭酸低アルコール飲料で、KBACとは"酸汁"を意味します。

アルコール度数は1~2.5%と低く、ロシアではアルコール飲料ではなく、ジュースという認識で飲まれています。

クワスは、ライ麦と麦芽を発酵させて作ります。

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家庭でもよく作られており、その場合は黒パンと酵母を原料として作ります。

クワスの歴史は、2000年以上前に古代エジプトで原型が出現し、当時はビールとクワスの間の様な微炭酸飲料だったそうです。

ソ連時代では、大規模な工場などでも生産がはじまり、街中でクワスの自販機が登場しました。

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写真上は、公園でのクワス生の販売です!

「クワス・タンク」は、夏の風物詩となっております。

1991年のソ連崩壊でコカ・コーラが輸入され、コーラに押されるかたちでクワスは国民の嗜好品として一時消えはじめました。

2005年には二コーラ・ブランドのペットボトル入りクワスが発売となり、人気を徐々に取り戻しました。

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写真上が、ペット・ボトルのクワスです。

茶色く酸味があり、少しクセのある微炭酸水というお味です。

カクテルの副材料や、料理にも使用されます。

ロシアに行きましたら是非お試し下さい!