意見交換会

意見の交換を中心としたページ

桧の良さ

2011-11-21 23:55:17 | Weblog
 今日は現場に出ましたが、左官さんに怒られました。先週の金曜日に来てもらうことになっていましたが全く来ないので連絡をとったところ、先週の金曜日に私が現場に着く前に顔をだし、瓦屋が来ていてはしごが邪魔で仕事にならない、木の廃材が置いてあったので仕事ができない、換気口の網がないことを理由に帰ったそうです。これには私も言い分があり、はしごがあるだけで仕事ができないとは思えない、換気口の網は前日仕事が終わってから用紙をしたので私の車に乗っていたのです。携帯があるので、連絡をしてもらえれば持っていくのですが。毎日酒を飲んで早く寝ていれば朝も早く起きられますが、夜には仕事関係でも見積もりなどすることが多いのでその時間にはいけません。何の連絡もなしに帰ってしまうのはどうかと思いますが・・・。この日は左官さんが来るから、仕事の範囲はきれいに掃除をして、左官さんの仕事の邪魔にならないようにお膳立てする必要があるのか私も考える必要があるのかもわかりません。
 さて今日の仕事ですが、天井廻縁・巾木・帯を付けました。既製品の材料を長さに切り打ち付けるのと違って、桧の材料を買ってきて必要な大きさに加工してから現場に持ってくるので手間がかかります。加工と言っても、目的の大きさまで切ったり削ったりし、最後に仕上げ機でかんながけします。仕上がった桧は、光沢がありいい匂いがします。今日はたったのこれだけの作業でしたが時間がかかりました。別の部分もしたかったのですが、手がまわりませんでした。

本当に使いにくい材料

2011-11-17 23:28:10 | Weblog
 今日は脱衣場の壁を貼りました。無垢の桧の板を貼るのですが、桧の板は無垢なので少々変形するため捨て貼りに4mmのベニヤを貼りその上に接着剤併用で桧の板を貼ります。午前中にベニヤの捨て貼りは終わりました。狭い部屋ですが、4隅があり窓などもあるので意外に時間がかかりました。午後に桧の板を貼り始めたのですが、この板がひどい状態でした。桧の節の少ないきれいな板で意外に安く、上手に使えば安く良いものができると思っていましたが、間伐材を使っているのか丸みの部分が多く、ひどいものではさねがない部分もあるのです。悪いにも程がある!安い理由がわかったような気がしましたが、悪い部分は窓の部分で切り落として使おうと考えています。何とかうまく使っているつもりです。

安い材料には・・・、うまく使う

2011-11-16 23:39:42 | Weblog
 今日は、最後の額縁を納めました。実はこの額縁を一番に入れ建具屋にドアを先行して作ってもらうつもりでしたが、なぜか一番最後になりました。この額縁は少々ややこしく建具に合わせなければならず、建具屋と連絡を取り合って大きさなどを決めました。脱衣場の室内の壁・天井に桧の羽目板を貼ることを説明すると、建具も合わせたほうがよいとのことで決まりました。ドアなので、額縁が垂直をずれているとドアが真っ直ぐに開かないので下げ振りで合わせながらおさめました。夕方になり、建具屋が枠の寸法を測りに来ました。その時に建具に使う羽目板も持って帰ってもらいました。節の少ない、きれいな桧と驚いていました。しかし、この羽目板は意外に安い。安いのには理由があり、端のほうには丸みが残っていたりするのです。たぶん間伐材を羽目板に加工しているのではないかと思います。丸みの部分は切ったり、使える程度なら使ったり、上手に使えば物はいいのでとてもいいものが仕上がります。

無垢の額縁

2011-11-15 23:50:49 | Weblog
 今日は朝から現場に出ました。床・天井が終わったので、壁に入る前に額縁をしました。最近流行の家は、額縁にMDFと言って木片を固めてシートを貼ったものが使われていますが、今回は脱衣場ということもあり調質性のある桧の板を天井・壁に使う予定の為ため額縁も桧にしました。MDFにシート貼りも湿気がシートにより侵入しないため長持ちしそうですが、サッシがよくなり結露が直接額縁につかないので桧の無垢材も当然長持ちします。しかも、桧のいい匂いや光沢・木目など特典もあります。節のないムジ材は高いので、上小節程度のランクなので節も気になりません。ただ、桧を削り・仕上げて・面を取り・組み立ておさめたので少々時間がかかりすぎました。ただ仕上げるのも、ペーパーではなく鉋仕上げなので光沢があります。苦労したのは、場所が狭かったので組み立てるのを立てたまま行い、ビスで固定するのも大変でした。

無垢の材料

2011-11-14 23:13:53 | Weblog
 今日は現場でした。私は内装をして、私の親は外壁をしました。内装といえば脱衣場しかないのですが、天井は無垢の桧の羽目板を貼りました。無垢の材料は、変形のことを常に考えねばならず天井の桧材は厚みが薄いので、捨て貼りのベニヤ板に接着剤併用で打ち付ければ大丈夫です。以前は、桧の無垢板は高価だったので1等しか使えませんでしたが、最近は上小節などを使っています。次に床は無垢のナラなのですが、こちらは変形の力が大きいので隙間をあけ接着剤とフロアー釘併用でとめつけます。隙間をあけるのは、今の時期は乾燥しているのに対し梅雨時期は湿気を吸い膨張するのです。隙間は、0.3mmぐらいです。フロアー釘はらせん状になっていて引抜に対して非常に強くできています。それに付け加えて接着剤でも変形を防ぐのです。ナラは非常に硬い木で、下穴をあけずに釘を打つと釘が曲がるぐらいでした。床を貼るのは手間がかかりました。