文句なしに面白かった
公式サイト
まず、冒頭で、事件までの背景が、ざっと説明される
普通こういう説明ってだーっと流れてしまうことが多いけど、この作品の説明は短い時間でありながらとてもわかりやすく、世界情勢に疎い私でもすんないストーリーに入ることができた
それに続くアメリカ大使館に乱入する暴動シーン、バザールでデモ隊に囲まれるシーン、そして何より、飛行機に搭乗するシーン
"大使館の6人"と"CIA"と"革命隊"と"ハリウッド"
その時その時のそれぞれの動きが細かいカット割りでつながれていて、ドキドキ感が高まる高まる
イランの埃っぽい感じとハリウッドの明るくて軽い雰囲気との対比だとか、当時のファッションだとか、細かい所まで目が離せない
また、深刻な状況でありながらふっと笑いがこぼれてしまうシーンもあり、結末がわかっているにもかかわらず全く退屈することなく、ずーーーっと面白かった
こ の作品、私の中ではここ最近では一番♪
★おまけ1
エンドロールで、キャストや各シーンの再現にもとても力を注いでいることがわかる
ストーリーに直接関係ないと思われるこういう所まで丁寧に作り込んであるのも好き
★おまけ2
ベン・アフレックって、なんとなーくいつも少し口が開いていてぬぼーっとして…冴えないイメージだったけど、この作品で、その認識を大きく覆された
初めてベン・アフレックをカッコいいと思ったし(髭と前髪が良かったのか、いつも煙草をくわえていて口が開いているのが気にならないのが良かったのか)、監督としても素晴らしい
今まで、失礼な態度を取って(?)申し訳ない気持ちでいっぱいです