とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

7/26までの間、久能山東照宮にいく場合

2011-07-11 | ひとつまみの情報
久能山東照宮は昨年12月、国宝に認定されました。

それからというもの、混雑しているという噂を聞いて東照宮に近寄らなかった私です。

しかし、ある日静鉄電車の駅ホームの電光掲示板ニュースで
「日本平ロープウェイは2011年6月27から7月26日まで、設備更新工事のため運休いたします。
という情報が流れているのを見たのです。

まあ東照宮が国宝になったことですし、これからもたくさん人が来ますので、ロープウェイをより安全なものとするための工事は必要です。
工事に携わる方たちは暑いところ大変です。

混雑がキライな私にとって、この工事・・・
ちゃーんす( ̄ー ̄)


お参りするわけではないので、「どうしても東照宮に行きたい!」ではないのですが、久能山の階段は子供の頃から上までよく登っており、身近に感じていただけに「国宝、混雑」と聞いてフクザツな気持ちになってしまっていたのでした。
そうです、人間とは勝手な生き物なのです。

まあそんなわけで、最近よく久能山に出没しております。
写真は曇りの日(デジカメ撮影)と晴れの日(アナログカメラ撮影)が混在してます。
久能山を登るのは東照宮へ行くためではなく、階段で自分の足を訓練するためです。
クリニックが半日で終わる日に水筒入りのリュックを背負い、首にはタオルマフラー(保冷剤入り)、アームカバー、ひさしの付いた帽子を深くかぶり、自転車で出発です。

久能街道に大変興味があるので、わざと海の見えない旧道を通ることもあるのですが、まずは海岸線を通りたいものです。



久能の海岸です。

自転車を海岸の近くに停めて歩いていきます。

お土産屋さんは食堂や休憩所も兼ねていて、「生いちごジュース」の貼り紙がたくさんあります。
それを横目に見ながら(←ほんとは欲しいのかっ?)階段を上っていきます。

とにかく上ります。



だんだん景色が良くなっていくので、ゆっくり登っていけば何にも苦しいことはありません。
私の場合再び箱根を越えようと計画中のため、その訓練に登ってますので非常に苦しいです(^^;
元喘息持ちなので、息が切れるのです。ゼーゼーしております。

やがて「一の門」に到着。久能城の時代には大手門だったとか。

門の突き当たりには与力たちの詰所だった「門衛所」があります。
ここから見る景色はサイコーなのです。



そして井戸のある広場に着きます。

昔はここにところてんの売店がありました。覚えている方はいらっしゃいますかねぇ。

井戸の脇には「勘介井戸」の石柱が建っています。
久能山は武田信玄の建てた「久能城」があり、その時に掘られた井戸なのだそうです。
勘介というのは、武田信玄の軍師であった山本勘助(山本勘介とも書く)のことです。
増田先生が軍師たちに熱中している時があって、ネットでいろいろ検索させられたことがあり、彼の名はその時初めて知りました(^^;いかに私が歴史に弱いか分かりますね。
築城の天才と言われた隻眼の軍師、山本勘助。その山本勘助が掘ったと云われています。

・・・が!!
この日の見学が終わってから知ったことですが、彼の生涯が終わって(1561年没)から久能城は建てられたらしい(1568年以降)のです。

「勘介井戸」=「山本勘助が掘ったわけではない井戸」
でした_| ̄|○
なぜ彼の名がつけられているのかは諸説ありますが、まあ結局事実は私にはわからないのでした。
そのせいか、以前は説明の札がありましたが、現在は取り払われておりました。

城壁っぽい石垣です。

上まで来たことだし、一回ぐらいは東照宮に行っておきます。
そういえば塗り替えられた翌年ぐらいに行ったきりでした。

家康の手形があります。身長155cmなので、自分より背が低い。
38歳の時の手形なので、ぜひ晩年の手形と比べてみたいところだ!(家康影武者説を信じている自分)


明治時代までは三代将軍家光によって建てられた五重塔があったようなのです。
▼今は礎石が残るのみ…。


▼唐門が見えます。あの階段までを上れば1159段です。

だけど実際は、真正面からは一般人は上ることができないので、横から遠回りしていきます。


▲鼓楼(右)と神楽殿(左奥)。


▲本殿と▼拝殿


あとはボランティアガイドの方につかまってしまいの説明を聞いてたので、自由に見てません(^^;
ボランティアガイドの男性からは↓の彫刻の物語や、その他いろいろな話を聞きました。


その後閉門時間までつかまってしまった説明していただいていたので焦りながら急いで東照宮を出ました。

東照宮のつくりは、家康の人生を物語っていたり、家康の居るところを天国として見立てたつくりになっていたりと、凝っています。
うんちくを知りたい方はぜひボランティアガイドの方に案内してもらいましょう。
ただし、時間があるときに!!

出てから気づいたのですが・・・
あとで博物館も行こうと思って300円余分に払ったのに、行けなかった_| ̄|○
家康の墓も行けなかった(T-T)

と、とにかく、空いている今がチャンスなのです!
それ以降も足の訓練のため、ちょくちょく階段上りにいっている私です(^^;

ここで「久能山下(くのうやました)」のバス時刻表の情報を入れようとしたのですが・・・まるで走っていませんでした。
http://db.shizutetsu.co.jp/bus/
▲クリックして「バス時刻表」→「◆停留所の名前を入力して検索」→「久能山下」と入力して検索してください。
・・・_| ̄|○(がっくし)となれること間違いなし!

静岡駅南口からバスに乗る場合は「22番乗り場」から系統番号14番、「石田街道線 敷地北経由 久能山下行」が出ていますが、
9:35
11:35
15:35
あとは夕方です。

------------------7/15追記------------------
久能山下から東大谷行のバスを含めると、1時間に1本バスが出ていました。
久能山を下山した方は、東大谷までバスで行き、そこから美和大谷線か石田街道線(かなり本数があります)に乗ると静岡駅まで行けます。
すんぷ夢ひろばのシャトルバスという手もあったのですが、2011年3月末で運休になってました(^^;

しかし、ここまで公共交通機関を利用するというのは、私ぐらいのものですね。
やっぱり自転車でいきましょう。