とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

身体に良いとは知っていても

2008-08-28 | 近況
世の中、身体にいいものはたーくさんあります。

今回、玄米について考えてみました。
白米と比べると断然栄養がちがいますね。
ビタミンB1だけで考えても、白米は玄米の1/5になってしまう。
ミネラルも数値がこれまたぜんぜん違います。
しかし、私を含め、アレルギー体質の人にはほぼ、玄米をおすすめすることがないのが当クリニック。私は患者だったときに止められたので…うーむ、4年ほど前かな。
そのときから、アレルギーであちこちやられている人には玄米はやめておきましょうと勧めていたと思うのです。
私は当時、美味しいので玄米にしていました。
もちろん身体にいいと思っていたからであり、美味しくて大変質の良い米を提供してくれる安東米店オリジナルのプロジェクト米(喜久酔という日本酒のための米を一般向けにもつくろうということで、完全無農薬で、手間隙をかけて作ったお米:その名も「松下×アンコメプロジェクト米」)を玄米で注文して食べてました。(これは白米、分づき米にもしてくれますから、気になった人はぜひ買ってみてください。ただし、玄米が一番美味しさを出してくれるのだとか…そーですよね。)

そして毎日のように襲い来る下痢と喘息、頭痛、身体のだるさ(特に食後や起きぬけ)と戦っていたような気がします。
ある日治療のときに先生が私に聞きました。
先生「ご飯は何食べてるの?白米?」
私「いえ、玄米です」
先生「やめましょ、玄米。アレルギーの人にはちょっと重いのよ。消化できるパワーがまだあなたには無いから。」

とのことでした。玄米大好きでしたが、玄米は本来ものすごくいいものでしたが、確かにその沢山の栄養素を自分の身体のために消化する力が自分にはあるかというと…ないでしょう。このヘロヘロの身体では。
私はすっぱりと玄米をやめました。美味しかったのに…それだけが残念です。
べつに体調不良が玄米のせいだといっているわけではありません。
私の身体が、玄米に含まれるたっぷりの栄養素を消化、吸収する力がないというだけのことです。玄米に罪はないのだ!

以降、エネルギー値の高そうなもの(旬のもの、栄養たっぷりのもの、新米など)はすべて身体に合っていないことがつぎつぎと判明。
それを食べた後に急性症状(痛み、喘息、めまい他)が正直に現れるからです。

サプリメントも同じく。未だ飲めるサプリメントはありません。
でも、身体はずいぶんと丈夫に、そして元気になってきました。
身体にいいと言われているものをやめたことによって、ヘロヘロになってしまうことはなく、かえって自分のリズムを乱すものがなくなったような気がするのです。
そしてスタッフになってからも治療はずっと続けていただいています。
少しずつ、ほんとうに少しずつですが、亀のスピードでも私の体調は良くなっています。下痢の回数は格段に減り、喘息はよほどでない限り出ません。頭痛はたまに思い出したように出る程度になりました。それもたいていその前に食べたものが原因しています。

治療途中に化学物質過敏気味になったことは、身体が正確に「自分にとっての毒を避けるように」と警告を発しているからであり、それはかえって身の守りです。
電車に乗れない、人ごみの中を歩けないということもありましたが、今は平気です。ただし、やはり守りのためにバッグには必ず厚手のマスクかプラモデル製作用の活性炭マスクを忍ばせています。
それもいつか要らなくなると思います。「臭いな」と感じることがなくなるのではなく、「臭いな~」と思っても、それだけで済むようになれるのです。

治療をしていて、色々なことを学べます。
「えぇぇっ?」
と思うことも、受け入れてみると案外良い結果が得られます。
「えぇぇっ?」
と思うようなことを宣言されてしまった場合…とにかくチャレンジのチャンスが訪れた!と思うようにしてみてはいかがでしょう?(^-^)
結果を待つのはなかなか楽しいですよ。

そして、色々な栄養素に対しての反応に強くなったあかつきには!!

美味しい玄米または分づき米を、いつか食べられるようになるのだっ

…たまには。(今はタマにでも食べると全身の力が抜けてしまいます)