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SECエレベーター

2006-07-25 21:59:54 | ニュース関連
エレベーター圧死事故 保守点検作業員がミスで重傷 (産経新聞)
【東京都港区のエレベーター圧死事故で、事故機を保守点検していた管理会社「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)の男性作業員(23)が、港区内のビルでエレベーターの修理中、降下してきたかごにぶつかり、重傷を負っていたことが24日、分かった。
 マニュアルに違反して主電源を切らずに作業をしたうえ、「点検中」といった札を各階に掲示しなかったため、点検中と知らずにかごに乗り込んだ別の工事業者が作動させたのが原因。同社のずさんな保守点検の実態が浮き彫りになった。
 警視庁愛宕署の調べでは、作業員は22日午前9時55分ごろ、港区西新橋の地上11階地下1階ビルで、2階にかごを止め、1階内側からボタンのランプを交換する作業中に降下してきたかごの床面に背中がぶつかり重傷を負った】

 そりゃ、杜撰としか言い様がないでしょう、この事故は。だって、マニュアル云々よりも自分の安全を考えるなら、普通は「点検中」である事を明示して、エレベーターの電源を落としてから作業しますよ。そういう基本的な事をしていないのだから、怪我をする様な事故が発生するのは当然。何を考えていたのだろうね、この馬鹿は。
 それにしても気になるのは、この『1階内側からボタンのランプを交換する』という部分だね。どう考えても1階フロアのボタンランプの事なのだが、普通はフロア側から交換出来る様になっている筈なんだけど、どうして内側から交換する形になっていたんだろうか?
 これだとランプ交換如きで一々エレベーターを止める必要があるのだが、最近のエレベーターはこういう形になっているのか?