普通の日々

ごく普通の日々の事

韓国の国防中期計画

2006-07-12 22:06:29 | ニュース関連
【社説】国防計画まで「自主」中毒に冒されてはならない (朝鮮日報)
【韓国国防部は2007年から2011年までの5年間に、総額151兆ウォン(約18兆円)に上る国防費を投じて、「自主的戦争抑止戦力」と「潜在的脅威に備えた戦略的拒否戦力」を確保するという国防中期計画を発表した。
 この計画について国民の立場としては、今後投入される予算の額も問題だが、その予算を投入する名分として提示された「自主的戦争抑止能力」と「戦略的拒否戦力」という単語の意味からして不明りょうな点が問題だ】
【これまでの国防予算の増加率は2002年に6.3%、2003年には7.0%だった。ところが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が光復節(日本の植民地支配から解放された日)の祝辞で「自主国防論」を掲げた翌年の2004年には8.1%に跳ね上がり、2005年には11%に達した。早期警戒機4機を配備するのに1兆5000億ウォンを要し、イージス艦3隻の配備に3兆ウォンが必要になる。40機を配備することにした戦闘機F-15Kも1機当り1000億ウォンもする】
【韓国が過去40年間に高度経済成長を達成できたのは、韓米同盟という堅固な安全保障の枠内で経済成長に専念できたおかげだ。盧武鉉政権が韓米同盟を自主国防という偏った視点から眺め続ける限り、経済と国防の未来は険しくならざるを得ないだろう】

 本当に意味不明な言葉だな。まあ、『自主的戦争抑止戦力』の方は、「自主的」と「戦争抑止戦力」に分けるとなんとなく理解できる。つまり、同盟国に依存しない国防力を整備しようという事なのだろう。だが、『戦略的拒否戦力』というのが、どんな戦力なのかがサッパリ分からない。一体どの様な戦力が『戦略的拒否戦力』になるのだろうか?つか、韓国軍はどんな戦力を整備しようとしているのだろうか?
 まあ、仮想敵国が日本だというのは確実だろうけど。