普通の日々

ごく普通の日々の事

北朝鮮への配慮2

2006-07-08 23:31:01 | ニュース関連
【ミサイル発射】なぜ盧大統領は沈黙を守っているのか (朝鮮日報)
【北朝鮮のミサイル発射から2日が過ぎたが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のメッセージは韓国国民に一切伝えられていない。盧大統領は7日、自ら主催する「公共機関CEO改革討論会」に出席するため、ミサイル発射後初めて公式の場に姿を見せたが、口から出てくるのは「改革」の話ばかりで、ミサイル問題については一言も発しなかった】
【盧大統領はミサイル問題について全くコメントしないばかりか、最近どこで何をしているのかについてもほとんど伝えられていない。5日朝5時12分にミサイル発射の報告を受け、11時に安保関係長官会議を開いたことと、6日朝7時50分にブッシュ米大統領と電話で話したことしか伝わっていない。緊急時に招集される国家安全保障会議(NSC)の全体会議も招集しなかった。韓国の大統領の発言や行動を、国民が一切知りえない状況というわけだ】
【何か口に出せない事情でもあるのではないかとの見方も出ている。実現のめどが立たない金正日(キム・ジョンイル)総書記との南北首脳会談に未練を残しているためだという見方、また盧政権の基本的な性格と関連したものだという見方も出ている。大統領府側は7日、当分の間盧大統領が直接コメントを発表する予定はないことを明らかにした】

 まだ、国民に対して何のメッセージも出してないの?しかも、当分の間コメントを出す予定がないの?隣の国が警告無しでミサイルを7発もブッ放したのに?呆れる大統領だなぁ・・・・。
 隣国だし同一民族だしこれまでの政策もあるから、別に北朝鮮を強く非難するような内容じゃなくても良い。単に憂慮を表明するだけでも良いから、一国の最高責任者なら何かメッセージを国民に対して出すべきじゃないのか?それなのに沈黙を続けているのには何か意味があるのか?
 日本に対しては言いたい事を言うくせに、北朝鮮に対しては遠慮してばっかり。本当に北朝鮮と金正日が大好きなんだな、あんたは。

燃やされた「日記」

2006-07-08 19:58:18 | ニュース関連
W杯盛り上がる中「国民の恥」…「アンネの日記」焼く (夕刊フジ)
【ドイツ東部プレチエン村の夏祭り会場で、「アンネの日記」の本がネオナチのグループに焼かれる事件があり、サッカーのワールドカップ(W杯)で盛り上がるドイツに衝撃を与えている】
【事件が起きたのは6月24日。地元極右団体「祖国連盟」が村の中心部で開催した祭りで、キャンプファイアーが始まると、「日記」をサッカーボール代わりにけるなどしていたスキンヘッドの若者ら約百人が「日記」や米国旗を火の中に入れ、「ハイル・ヒトラー」などと叫んで騒いだという】

 まあ、燃やしたくなる気持ちは分かるけどね。内容に矛盾点はあるし、生存中には入手不能なボールペンで書かれていたり、裁判で作家が「アンネの日記」が自作であると暴露したりしている「日記」が、ホロコーストの証拠みたいに扱われているんだからさ。
 だけど、焚書は拙いだろう、焚書は。それは非難する理由を相手に与えるだけなんだから。もう少し賢く行動しないと、歴史修正は永遠に不可能になるぞ。