普通の日々

ごく普通の日々の事

ミサイル艇「はやぶさ」「うみたか」

2006-07-10 23:59:59 | ニュース関連
海自ミサイル艇2隻が入港、一般公開/秋田港 (秋田魁新報)
【海上自衛隊舞鶴地方隊(京都)所属のミサイル艇「はやぶさ」と「うみたか」が10日、秋田市土崎港の秋田港南埠頭(ふとう)C岸壁で一般公開された。
 海自によると、燃料や水の補給、港湾調査などが入港目的。9日午後5時に入港したところ、見物人が集まったため、一般公開に先駆けて急きょ臨時公開されていた。10日の一般公開には約600人が訪れ、乗員から説明を受けながら甲板上で装備などを見学した。両艇は、11日午前10時に同港を出港する】

 昨日配達された新聞の本日分TV番組欄、地元ニュース番組の見出しに「ミサイル艇が秋田港に」と書かれていた。で、てっきり私は今日月曜日に入港するものと考えていたら、実は昨日の内に入港したという。しかも、一部のニュースでは昨日も一般公開していたと報道されている。おい、NHK。昨日の21時前のニュースでそれを流せよ!何も流れないから完全に今日入港だと思っていたじゃないか!
 それに夕方の各地元局のニュース番組では1局を除いて、一般公開の様子が映像で流れていたのに、このミサイル艇に関するニュースをサイトにUPしている局は、下記抜粋文をくっ付けたニュース映像を昼過ぎにをUPした1局だけ。しかも、地元新聞社のサイトにも関連記事がUPされていない。他のニュースや記事は色々UPされているのに、このミサイル艇関連のニュースは扱いに差があるなぁ・・・・。
 まあ、それはそれとして一般公開に行ってきました。タイミングが良かったので。ただ、入港に関する詳細な情報を持っていないので、先ずは港の様子を確認しようとライブカメラの映像を見る事が出来る、秋田海上保安部のサイトにアクセスしたんですよ。で、移動していくカメラの映像を見ていたら、接岸しているミサイル艇が見えた。
 昨日入港したから見えるのが当然なのですが、入港したのを知らないので驚きつつ急いで家を出ました。何しろ予報では雨の確率が高かったので、雲が薄くなり少し明るくなったこのチャンスを逃したくなかったものですから。まあ、見事に予報が外れて午後から晴れてきたんですけどね。気象庁の馬鹿!
 で、港の着いたら更に驚いた。何とミサイル艇が2隻接岸している!まさか、ミサイル艇が2隻入港しているとは予想していなかったので本当に驚きましたね。しかも、一般公開もしているんですから嬉しかったですよ。3年前に「はやぶさ」が入港した時には外側を見る事しか出来ませんでしたから。


前がPG-828「うみたか」、後がPG-824「はやぶさ」。

給油中のPG-824「はやぶさ」。「はやぶさ」の給油終了後に「うみたか」も給油を受けていました。

PG-828「うみたか」のウォータージェット部。

PG-824「はやぶさ」の76ミリ62口径砲。ちなみに下の画像は、3年前に「はやぶさ」が入港した時に撮影した画像。


直ぐ分かると思いますが、一寸した違いがあります。この砲身上のレーダーみたいな物の存在を記憶していたので、砲の説明を担当していた方に質問してみたら、弾速を測定する為の装置だそうで、3年前は入港前後にその必要があったのだろうという事でした。

 いや、やっぱり一般公開で艦上で見学できるってのは良い事ですね。時間が早かったからそれ程人もいなかったし、隊員の方に付きっきりで説明もして貰ったし。ただ、艦が小さいから艦上での撮影が殆ど出来なかったのが残念でしたが。
 明日午前中に出港して舞鶴に向かうそうですが、何とかして出港シーンも撮影したいと思っています。頑張らないと・・・・。

【小型ミサイルを装備した海上自衛隊のミサイル艇がきのう秋田港に入港し、きょうは船のなかが一般市民に公開されています。北朝鮮のミサイル発射問題で軍事的な緊張が高まることを心配する声も出されています】
 ああ、抜粋文を引っ張ってきたABS。対艦ミサイルを『小型ミサイル』と表現するのは、違和感が大きすぎるぞ。それに夕方のニュース内で原稿を読んだ女性アナ、「ふたつのミサイル艇」と言うのもおかしくないか?
 原稿は女性アナに責任は無いかもしれないが、もう少しキチンとお勉強してくれ。

 それにしてもこの記事を書いている間も、地元新聞社のサイトを頻繁に覗いて見たが、ミサイル艇関連の記事がUPされていない。これはサイトに記事が載る可能性は低いかもしれない。

追記
 やっぱり一社しか記事がサイトにUPされなかった・・・・。

韓国大統領府の反論

2006-07-10 20:33:23 | ニュース関連
「日本は騒ぎ過ぎ」 ミサイル発射で韓国大統領府HP (朝日新聞) - goo ニュース
【韓国大統領府は9日、ホームページに掲げた文章で北朝鮮のミサイル発射への対応に触れ、「強いて日本のように未明から大騒ぎする必要はない」とし、日本の対応に否定的な見方を示した。韓国政府の対応が消極的だとする野党や保守系メディアの批判に反論する中で言及した】
【ミサイル発射】「静かな対応」は盧大統領の意向 (朝鮮日報)
【大統領府は「政府内では北朝鮮がミサイル訓練を強行した場合、強硬な対応を取るべきだとの意見もあったが、そのような対応を取らなかった場合にマスコミの批判を浴びるということは考慮していた。それでも声を大にすることなく、静かな対応を取る方針を固めた」と主張した。その上で「これは大統領の考えだった。だが結局、安保独裁時代の政治家やマスコミから批判されただけでなく、大部分のマスコミから袋叩きに遭った」と述べた】
【特派員コラム】次第に疎遠になる韓日関係 (朝鮮日報)
【盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は6月22日、「日本の挑発に対応できる程度の防御的戦力を整えなければならない」など、まるで日本の脅威で韓日武力衝突が迫っているかのような悲壮感あふれる発言をした。この少し前には、拉致問題の協議のためソウルを訪問した日本の国会議員らが、韓国の政府・与党から冷たい扱いを受けた】
【社説】弁明が弁明を生む大統領府の「戦略的沈黙論」 (朝鮮日報)
【米国の提議に対する韓国政府の考えは、9日に弘報首席室が「安保独裁時代の亡霊から脱しよう」と大統領府ホームページに掲載した文に表れている。「大統領の最大の関心事は国民の安全、次は国民が不安にならないようにすることだ。北朝鮮のミサイル発射は韓国の安保危機だろうか。(北朝鮮のミサイルは)誰を狙ったものでもない。日本のように無理に未明から大騒ぎする必要はない。声を荒らげず、ゆっくり対応するのが大統領の考えで、次に再び同様のことが起きても、落ち着いて対応するほかない」
 北朝鮮のミサイル発射後、100分経ってから大統領に報告したという情報システム、ミサイル発射から数日経ったのに、それについて一言も言及しない大統領の行動が、大韓民国の安全と国益を優先した「高度な戦略的沈黙」だとの説明だ】

 韓国大統領府もどうしてこうネタを提供する様な真似をするのかねぇ・・・・。
 だって自国の新聞の社説でも、今回のミサイル発射についての対応と、このHPに掲載された文章との乖離について、割りと強めに非難されているんですよ。こんなのは反論ではなく、ただのネタでしかないでしょう。
 大体日本に対しては強気の発言をするのに、今回の北朝鮮の軍事的行動については、今だに何のメッセージも出していない。同一民族という事もあり、このミサイル発射について楽観視している国民もかなりいるみたいだけど、一国の最高責任者の行動として不可解としか言い様がない。
 『高度な戦略的沈黙』も結構だが、それで何か得るものがあるんだろうな、盧武鉉大統領?