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水平対向とV型エンジン180度は似て非なるその構造なのかなぁ~

2022-02-25 07:10:29 | エンジン
水平対向エンジンは、別名V型エンジン180度と思ってたでつ。
んがぁ~似て異なるみたいでつ。

水平対向エンジンと180度V型エンジン、英語ではともにFlat Engineで同じ。
だけど…
さて、どう違うのかなぁ~

ボクサーがグローブを打ちつけ合うような格好だからボクサーエンジンという説明を受けるのが
水平対向エンジン。

そして、フェラーリの12気筒ミドシップ車の紹介のときに話題にのぼることの
多い「180度V」というエンジン。

水平対向エンジンとは、対向するシリンダーにおいてピストンが逆相に運動する構造を持つ。
片側が右方向に動くならもう片方は左方向に、上なら下という具合。
その理由はクランクピンが180度位相だから。

対する180度V型エンジン。
こちらは1番2番、3番4番、5番6番といった隣り合うシリンダーについては、
クランクピンは共有する構造。

実は、180度V型エンジンというのは、基本的に12気筒にしか存在しないでつ。
理由は振動。

例えば、180度V型6気筒を仕立てた場合、まず不等間隔点火になることは避けられず、
さらに一次の隅力、すりこぎ運動が大きく発生してしまうでつ。
エンジンとしては成立が難しいでつ。

だけど、これを前後にふたつ連結すれば、それぞれの一次隅力を帳消しできることになるでつ。
別の見方をすれば、一次二次並進力/偶力がすべてゼロという性質を持つ直列6気筒を線対称に
並べたエンジンとも言えるでつ。

まぁ~簡単に言うと…
水平対向エンジンは、向かい合ったピストンの動きが対称的に動くでつ。
右が外側に開けば左も外側に開き、閉じる時も同じ動きになるでつ。
左右が同じ動きとなるので、振動が少ないという効果が出るでつ。

対して、V型エンジンでつが、向かい合ったピストンは、同じ動きをしないでつ。
手前から順番にピストンが動く形式になっているので、シリンダーは水平でつが、
ピストンの動きは左右対称になっていないでつ。

そのためV型180度は多気筒でないと振動がでて使えないでつ。
だからV12気筒にしているのは、振動も打ち消されるからでつ。

比較すると水平対向の方が良いように思うでつが、対称的に動かすためには
一つ部品が追加になってエンジンが大きくなってしまう欠点があるでつ。
それゆえ、ポルシェにしてもスバルにしてもエンジンが大きめになるでつ。

V型180度は、フェラリーのミッドシップモデルに搭載されてるでつなぁ~
サウンドも違うんだろうなぁ〜
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