●子育てのすばらしさ
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子育ては、ただの子育てではない。
子どもは、ただの子どもではない。
親は、子育てを通して、その子どもから
貴重なものを学ぶ。
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●子をもって知る至上の愛
子育てをしていて、すばらしいと思うことが、しばしばある。その一つが、至上の愛を教えられ
ること。ある母親 . . . 本文を読む
●反面教師
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「反面教師」という言葉がある。
だれか、近くの、自分にとっては批判の
対象でしかない人を見ながら、
「自分はそうでありたくない」と
思いつつ、その人を教師にすること
をいう。
しかしその「反面教師」には、
もう1つの「反面」がある。
反面のそのまた反面と言うべきか。
これがこわい。
+++++++++++ . . . 本文を読む
【子育て一口メモ】
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子どもをやる気のある子にする、
30の鉄則、です。
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●強化の原理
子どもが、何かの行動をしたとする。そのとき、その行動について、何か、よいことが起きたと
する。ほめられるとか、ほうびがもらえるとか。あるいは心地よい感覚に包まれるとか。そういう
何かよいことが起こるたびに、 . . . 本文を読む
●得意面をさらに伸ばす
子どもを伸ばすコツは、得意面をさらに伸ばし、不得意面については、目を閉じること。たとえ
ば受験生でも、得意な英語を伸ばしていると、不得意だった数学も、つられるように伸び始め
るということがよくある。「うちの子は、運動が苦手だから、体操教室へ……」という発想は、そ
もそも、その発想からしてまちがっている。子どもは(いやがる)→(ますます不得意になる)の
悪循環 . . . 本文を読む
【親子のきずなを深める法】
親子のきずなが切れるとき
●親に反抗するのは、子どもの自由?
「親に反抗するのは、子どもの自由でよい」と考えている日本の高校生は、85%。「親に反抗
してはいけない」と考えている高校生は、15%。
この数字を、アメリカや中国と比較してみると、親に反抗してもよい……アメリカ16%、中国1
5%。親に反抗してはいけない……アメリカ82%、中国84 . . . 本文を読む
●保護と依存
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依存性の強い人は、独特の言い方をする。
『だから何とかしてくれ言葉』というのが、
それである。
たとえば空腹になったときでも、「~~を
食べたい」とは、言わない。
「おなかがすいたア~」と言う。つまり
そう言いながら、相手に向かって、「だか
ら、何とかしてくれ」と訴える。
+++++++++++++++++ . . . 本文を読む
●学ぶ心のない子どもたち
能力がないというわけではない。ほかに問題があるというわけでもない。しかし今、まじめに
考えようとする態度そのものがない、そんな子どもがふえている。
「享楽的」と言うこともできるが、それとも少し違う。ものごとを、すべて茶化してしまう。ギャグ
化してしまう。「これは大切な話だよ」「これはまじめな話だよ」と前置きしても、そういう話は、耳
に入らない。
私「 . . . 本文を読む
●受験期の心がまえ
子どもの受験は、受かることを考えて準備するのではなく、すべることを考えて準備する。こ
んな中学生(女子)がいた。
「ここ一番!」というときになると、決まって、「私は、どうせダメだもん」と言って逃げてしまうの
だ。そこである日、理由を聞くと、こう言った。「どうせ私はS小学校の入試に落ちたもんね」と。
その中学生は、7、8年前の失敗を、まだ気にしていた!
が . . . 本文を読む
●上下意識
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オーストラリアには、日本でいう「上下意識」
というのが、まったく、ない。
ないものはないのであって、どうしようもない。
「兄が上で、弟が下」とか、「夫が上で、妻が下」
とか、そういう意識は、まったくない。
それだけではない。
親子の間でも、それがない。親も子どもも、対等。
まったくの対等。
それを . . . 本文を読む
●乳幼児の記憶
新生児や、乳幼児にも、記憶はある。科学的にそれを証明したのは、ワシントン大学のメル
ツォフ(発達心理学)らである。しかもその記憶の量と質は、私たちが想像するよりも、はるか
に濃密なものであると考えてよい。
その一例として、野生児がいる。生後直後から、人間の手を離れ、野生の世界で育てられた
人間をいう。よく知られた野生児に、フランスのアヴェロンで見つかった、ヴィクトー . . . 本文を読む
【いじめ】
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いじめの問題は、いじめそのものを問題にしても、
あまり意味はない。
なぜ、いじめが起きるか。その奥にまでメスを入れ
ないと、この問題は解決しない。いつまでもつづく。
いじめというのは、あくまでも、表面に現れた症状。
その症状を見ながら、言うなれば、対症療法ばかりを
繰りかえしても、根本的な解決には、結びつかない . . . 本文を読む
●教師は聖職者にあらず
たまたま私はこの原稿を、O県のK市にあるホテルで書いている。小さな会議に出席するた
めにやってきた。約束の時刻までまだしばらくあるということで、何気なく、……というより部屋
の空気を入れかえるために窓をあけて眼下を見ると、露天風呂。しかも女湯! その無防備さ
に、私は我が目を疑った。私の部屋からその露天風呂までは、ちょうど10階分の落差があ
る。女性たちがはっきりと . . . 本文を読む
●家族自我群
「家族自我群」という「束縛」に苦しんでいる人は、多い。もう6、7年前のことだが、ある会合
で、1人の母親が、こう言った。「盆や、正月が近づくと、憂鬱(ゆううつ)になります」と。
30人くらいの母親がいた会場だった。私が「どうしてですか?」と聞くと、「盆や正月には、実
家へ帰らねばなりません。私は、それがいやでなりません」と。
するとこの話を聞いていたほかの母親 . . . 本文を読む
●家庭内暴力
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ますます荒れる子ども(中1)。
そんな子どもをもてあまし、悩んでいる
母親がいる。
掲示板への書き込みから……
(090603)
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【UKさんより、はやし浩司へ】
先生の掲示板を拝読するようになってからもう5年がたちました。いつもなにかに迷ったり辛いことがあったときにホームページを開いてきました。そ . . . 本文を読む
【社会適応性・EQ検査】(P・サロヴェイ)
●社会適応性
子どもの社会適応性は、つぎの5つをみて、判断する(サロベイほか)。
(1)共感性
Q:友だちに、何か、手伝いを頼まれました。そのとき、あなたの子どもは……。
(1)いつも喜んでするようだ。
(2)ときとばあいによるようだ。
(3)いやがってしないことが多い。
(2)自己認知力
Q:親どうしが会話を . . . 本文を読む