●『北朝鮮の不思議な人民生活』(宝島編集部・宝島社)
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数日前、『北朝鮮の不思議な人民生活』(宝島社)という
本を買ってきた。
その本の感想を一言で表現すれば、題名どおり、「不思議」。
「今どき、こういう国もあるんだなあ」と、驚くばかり。
で、その話は別に、とくに私の関心をひいたのは、中国との関係。
現在、6か国協議は崩壊し、日本と韓国は、K . . . 本文を読む
●『北朝鮮の不思議な人民生活』(宝島編集部・宝島社)
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数日前、『北朝鮮の不思議な人民生活』(宝島社)という
本を買ってきた。
その本の感想を一言で表現すれば、題名どおり、「不思議」。
「今どき、こういう国もあるんだなあ」と、驚くばかり。
で、その話は別に、とくに私の関心をひいたのは、中国との関係。
現在、6か国協議は崩壊し、日本と韓国は、K . . . 本文を読む
●民主主義の危機(政治的アレルギー反応)
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今、私の脳みその中で、政治的アレルギー反応が
起きている。
不快感を通り越して、掻(か)いても掻いても掻き切れない、
そんな歯がゆさを覚えている。
宮崎県知事の、AZ氏が、衆議院議員?
比例東京ブロック1位、指名?
総裁候補?
これを民主主義の危機と言わずして、何という。
AZ氏は、「政党は政策で . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(248)
●宗教のもつ愚鈍性
ある宗教を信仰している人は、それなりに穏やかな顔をしている。表情やしぐさまで違ってくる人がいる。さらに見るからにどっしりと、落ち着いている人もいる。思想というのはそういうもので、他人のそれであっても、「絶対正しい」と思われるものを脳に注入されると、脳というのはそれで満足してしまう。が、同時に、自ら思考することをやめ . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(252)※
●知識と思考
知識は、記憶の量によって決まる。その記憶は、大脳生理学の分野では、長期記憶と短期記憶、さらにそのタイプによって、認知記憶と手続記憶に分類される。認知記憶というのは、過去に見た景色や本の内容を記憶することをいい、手続記憶というのは、ピアノをうまく弾くなどの、いわゆる体が覚えた記憶をいう。条件反射もこれに含まれる。
で、 . . . 本文を読む
●ウソ(虚言)と虚言(空想的虚言)
ウソをウソとして自覚しながら言うウソ「虚言」と、あたかも空想の世界にいるかのようにしてつくウソ「空想的虚言」は、区別して考える。
虚言というのは、自己防衛(言い逃れ、言いわけ、自己正当化など)、あるいは自己顕示(誇示、吹聴、自慢、見栄など)のためにつくウソをいう。子ども自身にウソをついているという自覚がある。母「誰、ここにあったお菓子を食べたのは?」、子 . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(261)
●内弁慶、外幽霊
家の中ではおお声を出していばっているものの、一歩家の外に出ると、借りてきたネコの子のようにおとなしくなることを、「内弁慶、外幽霊」という。といっても、それは二つに分けて考える。自意識によるものと、自意識によらないもの。緊張したり、恐怖感を感じて外幽霊になるのが、前者。情緒そのものに何かの問題があって、外幽霊になるのが . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(265)
●バーチャルリアリティの世界
先日、日曜日の昼のあるテレビ番組によく出てくる、K氏と会った。たまたま新幹線の駅まで同行し、プラットホームで別れた。そのときのこと。入ってくる列車、出て行く列車の中で、そのK氏を見ると、みながK氏に手をふるのだ。もちろん見知らぬ人ばかり。「有名になる」ということには恐ろしい力がある。
で、その瞬間だが . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(269)
●学力の低下が心配?
2002年3月末の読売新聞社の調査によれば、小中学校の教科内容が削減されることに対して、67%もの人がそれに反対していることがわかった。「新学習指導要領、削減反対67%、完全学校週5日制、反対60%(賛成36%)」など。
とくに教科内容の削減については、小学校高学年児をもつ親の71%が、また中学生をもつ親の73 . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(273)
●遠慮
以前『遠慮は黄信号』という格言を考えた。子どもの中にその遠慮を感じたら、親子関係はかなり危険な状態にあると判断してよい。
ふつう、満ち足りた家庭環境の中で、親の濃厚な愛情をたっぷりと受けて育った子どもは、見るからにどっしりとしている。態度も大きく、ときにふてぶてしくさえ見える。反対にそうでない子どもはどこか、コセコセしてい . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(277)
●教えずして教える
教育には教えようとして教える部分と、教えずして教える部分の二つがある。たとえばアメリカ人の子どもでも、日本の幼稚園へ通うようになると、「私」と言うとき、自分の鼻先を指さす。(ふつうアメリカ人は親指で、自分の胸をさす。)そこで調べてみると、小学生の全員は、自分の鼻先をさす。年長児の大半も、自分の鼻先をさす。しかし年中 . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(281)
●本当の問題
この日本では、一度コースにのってしまえば、役職は向こうからやってくる。そうでない人から見れば、夢のまた夢のような役職ですら、町内の役職が回ってくるように回ってくる。そしてその役職をそれなりにうまくやりこなしていると、いわゆる「出世」できる。こういうのを日本では、学歴社会という。「学歴」という言い方に問題があるなら、コース . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(285)
●親子とは
東洋では、「縁」という言葉を使う。「親子の縁」というときの縁である。今でもこの日本では、その縁という言葉を使って、子どもをしばることがある。
ある男性(45歳)は、母親(76歳)に貯金通帳を預けておいたのだが、その母親は勝手にその通帳からお金を引き出し、全額、自分の借金の返済にあててしまった。その男性(45歳)が、たまた . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(289)
●依存心と自立心
アメリカのテキサス州の田舎町で、迷子になったときのこと。アメリカ人の友人は車をあちこち走らせながら、さかんに道路標識と地図を見比べていた。そういうとき日本人ならすぐ、通りの人に声をかけて、今いる場所を聞く。
そこで私が「どうして通りにいる人に道を聞かないか?」と声をかけたのだが、その友人はけげんそうな顔をするだけで . . . 本文を読む
ホップ・ステップ・子育てジャンプbyはやし浩司(293)
●依存心と人格
依存心が強ければ強いほど、当然のことながら、子どもの自立は遅れる。そしてその分、人格の「核」形成が遅れる。よく過保護児は子どもっぽいと言われるが、それはそういう理由による。
人格というのは、ガケっぷちに立たされるような緊張感があって、はじめて完成する。いわゆる温室のようなぬるま湯につかっていては、育たない。そういう . . . 本文を読む