●内助の功?
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「夫は仕事、妻は家庭」という
おかしな男尊女卑思想が、音を
たてて崩れはじめている。
よいことだ。
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このほど内閣府のした調査結果によれば、つぎのようだったという(産経新聞・9・29、07)。
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「夫は仕事、妻は家庭」との日本の伝統的な家庭観に対する「反対派」が、この質問が始まった昭和54年以来、 . . . 本文を読む
●多文化共生
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外国人労働者がふえている。
当然、その子どもたちも、
ふえている。
日本が、この先、国際社会の中で
生き延びていくためには、外国人
労働者の存在を、否定することは
できない。
少子高齢化でできる穴を、こうした
外国人労働者たちが、埋めてくれる。
が、問題は、ないわけではない。
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先日(07年9月)、静岡県K町にあ . . . 本文を読む
●思考のメカニズム
古来中国では、人間の思考作用をつぎのように分けて考える(はやし浩司著「目で見る漢方診断」「霊枢本神篇」飛鳥新社)。
意……「何かをしたい」という意欲
志……その意欲に方向性をもたせる力
思……思考作用、考える力
慮……深く考え、あれこれと配慮する力
智……考えをまとめ、思想にする力
最近の大脳生理学でも、つぎのようなことがわかってきた。人間の大脳は、さまざ . . . 本文を読む
●心のメカニズム
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少し不謹慎な話で恐縮だが、セックス
をすると、言いようのない快感が、脳
全体をおおうのがわかる。これはセッ
クスという行為によって刺激され、脳
にモルヒネ様の物質が放出されるため
である。しかしこういう快感があるか
ら人は、セックスをする。つまり、種
族を私たちは維持できる。同じように、
よいことをしても、脳の中で、同様の
変化が起きる? . . . 本文を読む
●性善説と性悪説
胎児は母親の胎内で、過去数十万年の進化の過程を、そのまま繰り返す。ある時期は、魚そっくりのときもあるそうだ。
同じように、生まれてから、知能の発達とは別に、人間は、「心の進化」を、そのまま繰り返す。……というのは、私の説だが、乳幼児を観察していると、そういうことを思わせる場面に、よく出会う。たとえば生後まもなくの新生児には、喜怒哀楽の情はない。しかし成長するにつれて、さま . . . 本文を読む
●うつ気質の人は、ストレスに弱い
うつ気質の人は、ストレスに弱い(?)。そんな感じがする。
同じストレスでも、それに敏感に反応する人と、そうでない人がいる。私なんかは、もともとうつ気質だから、ストレスに弱い。何かあると、すぐ考えこんでしまう。悶々としてしまう。結果として、神経疲労を起こしやすい。
そこで調べてみると、こんなことがわかった。
何かのストレスを受けると、免疫細胞が、サイ . . . 本文を読む
【家庭内宗教戦争】
福井県S市に住む男性(47歳)から、こんな深刻な手紙が届いた。いわく「妻が、新興宗教のT仏教会に入信し、家の中がめちゃめちゃになってしまいました」と。長い手紙だった。その手紙を箇条書きにすると、だいたいつぎのようになる。
●明けても暮れても、妻が話すことは、教団の指導者のT氏のことばかり。
●ふだんの会話は平穏だが、少し人生論などがからんだ話になると、突然、雰囲気が緊迫 . . . 本文を読む
●会話術
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自分の子がこわくて、何も言えない
という親は、少なくない。
ある学校へ講演会に行ったら、
1人の母親が、こう言った。
「うちの子(小6)は、歯をみがき
ません。そのため口臭がひどいの
ですが、それを言うと、大げんかに
なってしまいます。
実際には、こわくて言えません。
そういうときは、どう言ったらよい
でしょうか?」と。
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●暴論は疑う
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子育ての世界には、暴論と
呼ばれるメチャメチャな
育児法がある。
そうした暴論には、みなさん、
くれぐれも、ご注意!
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少し前、子どもの不登校や情緒障害を、怒鳴り散らして「治す(?)」という指導者がいた。テレビでも何度か紹介されたことがあるが、ただただ(?)クェスチョンマークだけが並ぶような指導法だった。
とき . . . 本文を読む
善と悪
●神の右手と左手
昔から、だれが言い出したのかは知らないが、善と悪は、神の右手と左手であるという。善があるから悪がある。悪があるから善がある。どちらか一方だけでは、存在しえないということらしい。
そこで善と悪について調べてみると、これまた昔から、多くの人がそれについて書いているのがわかる。よく知られているのが、ニーチェの、つぎの言葉である。
『善とは、意思を高揚するすべての . . . 本文を読む
●ギャグ化する子どもの世界
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「IQサプリ」という言葉がある。
いわば、「トンチ」のことだが、
そのトンチが、明らかに子どもたちの
世界を侵襲し始めている。
わかりやすく言えば、子どもたち
の世界も、ギャグ化し始めている。
たとえば作文を書かせても、
「ぼくの夢は、ゴジラと戦って、
ゴジラの肉を食べること」などと、
平気で書いたりする。
昨日も、こんなことがあっ . . . 本文を読む
●右脳教育
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右脳教育は、果たして安全なのでしょうか?
まだその安全性も、確認されていない段階で、
幼児の頭脳に応用する危険性。みなさんは、
それを、お考えになったことがありますか。
たった一晩で、あの百人一首を暗記してしま
った子ども(小学生)がいました。
しかしそんな能力を、本当にすばらしい能力
と安易に評価してよいのでしょうか。
ゲームづ . . . 本文を読む
●「マッチ棒4本で、81を作れ」
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小学5年のMさんが、こんな
問題を出した。
「マッチ棒4本で、81を作れ」と。
しばらく考えて答を言うと、
「さすが、先生!」と言ってくれ
た。
どこかのテレビ番組で、そういう
クイズが出たのだろう。
「君が考えた問題か?」と
聞くと、「友だちから聞いた」と。
「自分で考えたというのなら、
それはすばらしい。しかし友だち
から . . . 本文を読む
●名前は大切に
子どもの名誉、人格、人権、自尊心、それに名前(書かれた文字)は、大切にあつかう。
(1)名誉……「さすがだね」「やっぱり、あなたはすごい子ね」「すばらしい」と、そのつど、子どもはほめる。ただしほめるのは、努力ややさしさ。顔やスタイルは、ほめない。「頭」については、ほめてよいときと、そうでないときがあるので、慎重にする。
(2)人格……要するに子どもあつかいしないこと。コツは . . . 本文を読む
●名前は呼び捨て
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学校での教師の指導のし方が、大きく、変わっ
てきています。
生徒を、「~~さん」「~~君」と、「さん・君」
づけで呼ぶ。また教師が何かをしてほしいとき
には、「~~しなさい」という命令口調ではな
く、「~~してくれませんか?」「~~してはど
うでしょうか?」という、依頼型、提案型に
なってきている(静岡県)、など。
教師と生徒は平等 . . . 本文を読む