放射能物質により東京、千葉、神奈川埼玉県在住の子供の好中球が減少傾向?
原発事故以降、おもに首都圏の大人や子ども 合わ せてのべ1,500人の血液検査や甲状腺エコー検査を行ってきた東京都小平市の三田医院の三田茂院長のインタビューがある
三田氏によると「三田医院を訪れる東京、千葉、神奈川、埼玉県在住の子供の好中球が減少傾向である」と発表している。
それと「好中球の値が低い子供が西日本に2週間ほど保養に出ると回復傾向する傾向もみられる今まで症例の少なかった病気で来院する人が増えている」と発言しています。
Q 子どもたちの「白血球分画」の数値に変化が起きているそうですね。
三田;はい。当院に検査に訪れる子どもは、ほとんどが東京や千葉神奈川、埼玉、北関東などのエリアに住んでいますがこれらの子どもの白血球中の「好中球」の割合が明らかに減少してきています。
医者の一般的な教科書である「小児・思春期診療最新マニュアル」
(日本医師会編)には、小学生の「好中球」の基準値は、3000~5000と記されています。つまり、3000が基準値の下限値なのですが、事故以降、当院に検査しにやってくる小学生の平均値は2500にまで下がってきているのです。
4000くらいの値の子どもが最も多いのが正常なのですがピーク値が全体的にずれてきているのです。
繰り返しますが、「好中球」の値は、「小児・思春期診療最新マニュアル」に記されているように、健康な小学生なら3000~5000であることが望ましいのです。
しかし、当院に検査に来る子どもたちの平均値は、下限値の3000を切って2500まで下がってしまいました。これは、非常に問題ではないかと思います。
数値に異変があった場合は、できるだけすみやかに汚染されていない土地へ保養や避難していただくようおすすめしています。
数週間単位でも、こまめに保養に出ている子どもの数値は比較的安定していますからね。
しかし本当は、できれば東日本から移住していただきたいと私自身は思っています。
それは子どもだけでなく、大人にとっても同じです。
大人の患者さんも日々診療するなかで、状態が明らかに原発事故前とは変わってきています。
ご高齢者のぜんそくが、とにかく治りづらくなっている。また、今まで症例の少なかった病気で来院する人がふえています。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001083497 なぜかリンク切れ
しかし一番問題なのは福島に対する風評被害と東京オリンピックに対する影響からか政府及び主要な情報において最も重要な2011~2012年以降の年度推移データが欠如している事です。
2011年に”福島原発事故のこれから”でも紹介させていただいたのですが原発事故の影響は数年レベル一つの地域のみで終わるような問題ではありません。 むしろ福島よりも汚染された物質がコンクリートなどにより隠れる場所の無い東京こそ一番懸念されてしかるべき場所なのです。 そして汚染物質は人間の体内に蓄積され徐々にがんなどの羅患率を少しづつ押し上げていきます。
がん情報サービス
白血病・羅患数・年度別では2012年までしか表示されません。
これから先じわじわとあぶり出されてくる問題に対処するためにも大切なのは真実のデータです。自民党に忖度し、改ざんされた政府のデータでも無いよりはましなのですが掲載されていないかパスワードを入力しないと見れないようになっています。 誰のためのデータ公開サービスなのか不可解です。
2018年の羅患数予測はあるのに2013年の白血病羅患数実績すら見当たりません。国立がんセンターも最も重要な白血病の発生率年度推移といった重要なデータが2012年以降見当たりません。 そして国立がん研究センターのがん情報サービスのスポンサーに原発関連業界が入っているのも気になります。
嘘をつき続ける事は不可能です。 大切なのは”問題を先送り”ではなく事実の公表とそれに基づいたしっかりとした対応策を考え、実行する事ではないでしょうか?
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