愚か者の軌跡２

どもこんばんは、群裏好です。
今日も最悪の一日でしたorz。あ～、全てを投げ出して沖縄に逃げ出したい・・・。
そんなこんなで長編の第２弾です。
今日からはこの長文が終わるまで出来る限り連日投稿しようと思ってますのでよろしくお願いします。
（途中で息切れしたらごめんなさいねm(__)m）


・前回の続き

ここで簡単に説明しますｗ。無○くんコーナーは主に２つのスペースで出来ています。１つ目はＡＴＭがある貸し出しや返済を行う場所、２つ目は無人の契約機がおいてあるスペース。特に２つ目の無人契約機のスペースは一人の人が中に入ると他人とかち合わないよう自動的にロックされます。実際ほとんどの人に会わないでカードは作れます。もちろん私は奥にある無人契約機に進んで行きました。
”カチッ”というドアロックの音、案内されるままに契約機の前に進んで来ます。すると明らかに女性の生声で「いらっしゃいませ！」と挨拶されました。無人じゃなかったのかい？？？。まあ今更有人だったからといって帰る訳にもいかず、椅子に座る群裏好さん。実はその場は自分一人だけというだけで電話回線で映像や音声が完全に管理センターへ通じているんですよ。まあ完全に無人で契約なんて出来ませんよね。。。
ここまで来ればさすがに腹を据えて契約するのみ。いつしか緊張も解けております。最初に申し込み用紙に記入してそれを機械に入れて読み込み、次に健康保険書を読み込み、相手の女性から簡単な質問、カードの発行。この間１５分程度だったでしょうか。私の元に一枚のカードが出てきました。そうです、これが魔法のカード。遂に群裏好さんは”サラ金”の魔の手に掛かってしまったのでした。。。

後日「勤め先の確認」と称して職場に電話が掛かってきます。全く知らない会社の名前を使って私を呼び出されます。
「”全く知らない会社名で”の○○と申します。お世話になっております。群・裏好さんでしょか？（私が「はい」と答えると）。昨日ご契約いただいたア○ムの○○です。ご契約いただきありがとうございました。お客さまの確認が取れましたので、初回は３０万円から融資可能となっております。本日よりご利用いただけますのでよろしくお願いします。」
これで魔法のカードに命が宿ります。長く苦しい借金生活の始まりです。

作った当初は必要な分だけ借りて、返したらこんなカード捨てちゃえばいいや！くらいの簡単な意気込みなのですが、そんな簡単に縁は切れません。例えば銀行のカードであれば土日に利用出来ない時間帯がありますが、このカードはいつでも利用ＯＫ！。また１０万借りても月々の返済は５千円でＯＫ！（１０万で５千円という最低返済単位、実は利子分の支払いなんですよ。この最低の金額だけ返してる人が一番多くの金をサラ金に吸い取られるといったすんぽう）。また借りるのもお店に行かなくても銀行のキャッシュコーナーで借りられます。無人で契約する以外は本当に使い勝手が良いんですよ。
あの頃の私にはそりゃ重宝してました。

そんなこんなで魔法のカードを手に入れまして、引き続き私生活を充実させており「足りない部分は借りて済ます」というパターンが完全に定着。以前は給料日前や手持ちが無い時は我慢したりしてたのですが、こうなると我慢とか一切しなくなっちゃうんです。欲しい時は「借りればいいや～」の精神ですよ。
でもね、こんな生活続けてるとジワリジワリと借金が増えてくるんですよ。最初こそ「借りた分は毎月返済！」なんて思っててもその内「今月は利子分だけで良くねぇ～」なんて何て自分に甘い群裏好。
水滴がいつしか水槽を満たすがごとく、借金は次第に満額へを近づいて行きます。

もちろん次回へ続きます