大家族・長期村の日々奮闘記

満喫!冬のぶな森生活 1日目

皆様新年明けましておめでとうございます。

黒松内ぶなの森自然学校は今年も、様々な体験活動、地域支援などを行ってまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、本日1月7日より、ぶな森冬の長期村、『満喫!冬のぶな森生活』が始まりました。

このタイトルで開催しているのは昨年度に続き2回目。「冬の黒松内での地域生活」をキーワードに設計しています。

 

さて、長期村の初日。普段はお昼頃にぶな森に集合するところですが、今回はちょっぴり遅く15時~16時。

今回は黒松内周辺や札幌のみならず、遠い道央や本州からの参加もありますから、移動が大変です!

    

移動時間の長さから、ぶな森に着いた頃にはヘロヘロかな?と思いましたが、元気元気!

むしろ道中にアイスブレイクを済ましたようで、結構仲良くなっていました。

現地集合と送迎組を合わせて参加者は6名。これに大人が合わさり、全部で15名程。今回は「冬は初めて」「長い泊数は初めて」の人はいるけれど、「全く初めて」の人はあまりおらず、既にこなれている様子。こういうのも良いですね。

 

さて、全員到着、名札を作成した後は『開村式』です。

便宜上「キャンプ」といった言葉をよく使いますが、ぶな森の長い宿泊体験は全て「長期村」という活動です。世界各地から老若男女が集い、コミュニティをなす。まさに村と言えるでしょう。お互いを知り、認め合う関係性を作り上げて欲しい、そう考えています。

 

開村式ではスタッフの紹介、1週間のスケジュールの他、ぶな森の2つのおきてが紹介されます。

『子どもは大いに遊ばなければならぬ』 『誰かの役に立つこともやらねばならぬ』

「スリッパを揃えよう」「挨拶をしよう」「廊下は走らない」‥‥‥などと細かい注意はいちいちしません。この2つを守ればだいたい大丈夫です!

 

さて、最初の自己紹介や開村式は大事ですが、これにばかり時間を使ってしまうと、おきての『こどもは大いに遊ばなければならぬ』に反してしまいます

早速体を動かして遊びましょう!ということで体育館アイスブレイク!

 

スタッフくまの指導の元、

「後出しジャンケン」で頭を使い、

「ガッチャンコ」で(頭も使いながら)走り回り、

「ペアで手叩き」で頭を使い‥

「大玉ドッヂ」で思い切り勝負!

1時間に満たない時間でしたが、声を出し、体を動かし、体も心も十分にほぐされたようでした。

その後夕食まで自由時間が少しありましたが、みんな引き続き体育館で遊び続け、バドミントン、体操、バスケなどに興じていました。

 

     

 

さて、ぶな森の名物の一つはキッチンまりこのご飯です。

世界広しと言えど、朝漁師さんから直接購入したお魚が夜出て来る自然学校はそう多くないでしょう。本日もカレイのお刺身やタラのフライなどが並びました。初日の最初の食事ということで、普段無いジュースも一杯。嬉しいです。

 

  

 

各々自分の食器を洗ったところで、夜のプログラムの時間。自由時間になることもありますが、今回はせっかくなので、みんなで遊びたい。

夜プログラムの案をいくつか提示した所、「夜のかくれんぼ」をしよう!とのことに。

 

ぶな森 夜のかくれんぼのルールは、比較的簡単です。

2チームに別れ、制限時間内に「探す組」が「隠れる組」を何人見つけられるか。1ゲーム後に交代し、多く見つけられたチームの勝利です。

しかし特筆べきは、「館内全ての電気を消灯」し、「隠れる組も探す組もライトを使わない」という、最初から最後まで真っ暗の中で行われるということ。この間だけは非常灯なども隠すため、本気です。月明かり、雪あかり以外の光源は一切ありません。

初めてやる子も多かったですが、1度やると雰囲気を掴んだ様子。

一方は夜目を凝らし、物陰に潜む何者かを探します。一方は息を潜め、徹底して物に扮します。相手が目の前に来たが、無事見つからない、というのは本能的な喜びがある、私はそう思います。

みんなもゲームの合間ごとに、「何人も見つけた!」「隠れきった!」と興奮して報告しあっていました。

なおこちら夜のかくれんぼですが、大変楽しい活動ではありますが、フラッシュを焚けないため写真はありません‥‥

 

 

そして夜のプログラム終了間際に現れた怪物。これは怖い。

 

 

そしてしばらくすると増えてる。これも怖い。

 

そして夜のプログラムも終了。寝る時間となりました。

布団を敷き、トイレに行き、歯を磨きます。明日から元気に活動するためには寝ることも重要です。

9時半完全消灯、おやすみなさいとなりました。

 

 

さて大人のミーティングを済ませ、最初の見回りに行った所、見事にみんな寝入っていました。

初日夜というのは大抵不安や興奮で寝られないもの。

思いっきり遊んで体を使ったというのもあるかもしれませんが、今回のみんなは安心し、長期村を楽しめる素地があるということでしょう。とても良いことだと思います。

 

明日はこの長期村で一番良い天気になる予報です。

ピクニック感を持って雪原へ遊びに行きたいと思います。

 

MJたつみ

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