元VSやんちゃ隊のスカウターのボログです(笑)

何故という疑問を持つことから始まる楽しさを知ろう(^_^)v
色々とご意見をお待ちしています

※武士道と騎士道似ている様で大きな違い※v3

2017-01-18 22:14:04 | さとぴょん

武士道と騎士道


武士道の徳目、仁、義、礼、智、信の 5 常

· 仁 上の立場にありながらおごらず下に居て慈愛にて善事を行うこと。木。
· 義 善悪を分別判断し善に従い悪を退ける順理を尊ぶこと。金。
· 礼 尊と卑を分別し謙虚にて上を敬い下を侮らない心。火。
· 智 よく物事を観察して万物の前兆を予知して善悪を見抜き、策略を練ること。水。
· 信 人を欺かず誠実で温厚篤実なこと。土。
最後尾は、五行との関係。(地・水・火・風・空、自然の成り立ち)

騎士はキリスト世界においてまず、宗教戦士であった。 武士は主人に対して主従を結ぶのに対して騎士の誓いは神との契約であるため、騎士は主人と契約するがその契約は業務提携であり、帰依するのはあくまでも神である。したがって主人が理不尽な命令をした場合、自分の心の中に聞こえる神の小さな声を聞くことでそれを拒否しても良い。これが現代では(良心的兵役拒否)にもつながるといえる。 契約の中に弱者の保護があるが、これは神との契約である以上「しなくてはならない」という強制である。一方、武士の場合、行動基準となる上記5常はあくまでもキーワードであり、絶対ではない。したがってもし現代に騎士道を進むものがいて、他人が襲われている場面に出くわした場合、彼は(出来るかどうかはともかく)襲われている人間を助け「ねばならない」 騎士道の中に派手に振舞え」というのがある逆に初期のテンプル騎士団などは2人で馬一頭を共有するほど質素倹約につとめた。前者はもとを正せば「蓄財をするな」ということである。財産を蓄えればそれを守るという欲がでるからだ。また、貧しい人に富を(身を削って)分け与えよ。という意味もある。もっとも結果的には派手に装うため重税を課したりする原因にもなった。

騎士が守り倣うべき「騎士の十戒」(教会を守る、弱者を守るなど)がある。

· PROWESS 優れた戦闘能力 (fighting skills)
· COURAGE 勇気
· HONESTY 正直さ 高潔さ (no weaseling)
· LOYALTY 誠実 (true to your leaders and your friends)
· GENEROSITY 寛大さ (open handedness)
· FAITH 信念 (commitment to ideals)
· COURTESY 礼儀正しさ、親切心(dignified and mannerly behavior)
· FRANCHISE 崇高な行い、統率力 (noble behavior and leadership)

これらが代表的な美徳とされるが、それ以外にも清貧、気前のよさ 信心、弱者の保護、などがある。