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何年か前に、ここで飯田の街中と清内路にある桜の話題を取り上げさせていただきました。
そのささやかな情報 (開花日など) が、その後、各年のお花見の際の情報として、
そこそこ役に立っている、(自己使用ですが・・・)ということから、
今年も、飯田の桜の要所のいくつかを周ってみました。
◆2018.3.29
飯田美術博物館のエドヒガン桜。
8分咲きくらいでしょうか。
「美博」と呼ばれています。
江戸時代の飯田城の跡にあります。
高遠の高遠城址公園にある、コヒガンと近い種類の花のように見えます。
樹のサイズでは、こちらが圧倒しています。
サイズが大きいこともあり、
陽の当たり方で・・・北向き、南向きなどの違いで…枝ごとに開花のタイミングが違っているようです。
こちらは、先ほどの飯田城址から、谷川をはさんで、逆側の丘の上 橋北地区の古刹のお庭の枝垂れ桜。
花の色のピンクの濃さが特徴的な、これも古い桜の木。
推定樹齢400年などと言われています。
飯田の街の桜の季節には、
「桜守」とよばれる地元の有志の方々による、街の桜のガイドがおこなわれています。
飯田美術博物館の前でガイドをされていた、桜守のおひとりから、
黄梅院の枝垂れ桜が、「見ごろ」との情報をいただき、
この日初めて、この桜の満開を体験することができました。
飯田の旧市内は、昭和の初期の大火災によって、
街の大半を焼失しています。
今回周った、二か所は、その時の焼失を免れた地域に残っている古木です。
とくに、ここ橋北地区には、
お寺が大変多くあり、地元の住民でも、すべてを把握しきれていないぐらいです。
それぞれのお寺お庭には、一本植えの枝垂れ桜がきまってあります。
飯田城址の桜をお目当てにお越しいただいた皆様には、
少し足を延ばすと、実はさらに深い桜の世界に踏み込んでいただけるということを、
ぜひ、知っていただきたい・・・と思える、今年の桜でした。
つづく