着物で女子会② 「食の都へのオマージュ」 舞鶴さんの鰻懐石

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◆舞鶴流　鰻の柳川

 

「食の都へのオマージュ」

かつて飯田には、飯田でこそのソウルフード (食品とメニュー) があり、飯田の街には名料理店が数多く存在していたことを、覚えていらっしゃるお客様もたくさんいらっしゃると思います。 このイベントは、かつての「食の都・飯田」へのオマージュをこめた、「飯田の今」の美食を堪能するグルメ企画です。

◆　第４弾　飯田のソウルフード「鰻」　◆

～　鰻の名店、料亭「あめ金」、割烹「福本」への郷愁と敬意をこめて。～

◆飯田の人は、昔から、甘辛の鰻が大好き。

鰻の名店が数多く存在した、飯田の街を懐かしみ、

今回は、老舗料亭「舞鶴」さんの大将に鰻を舞鶴流に、華麗に料理していただきます。

◆本日のお題が、「鰻」と聞いて、喜ぶ二人。

 

 

◆お楽しみのお食事の前、舞鶴さんの邸内を、しばし散策。

１階のお座敷から、中庭を眺める。

 

◆料亭のお座敷での佇まいが、板につくってことは、

わが飯田の「エンジェルス」も、ソフィストケイトされたお年頃になった証でしょう。

 

◆そて、ここでも、ひときわ目を引く、グレープス伊藤明美くんの今日のきものが気になります。

が、その解説は、このあと、いずれ・・・

◆前菜のうざく。　

うなぎに金糸卵が添えられているあたりは、京風の舞鶴さんの真骨頂。

◆　かば焼きに肝焼きが添えれています。

 

昭和の時代。

もう、３０年近く前になるんですね、

飯田の街には、うなぎの名店が多くありました。

うなぎの専門店さんは、もちろんのこと、

老舗料亭の「あめ金」さん。　割烹で結婚披露宴会場でもあった「福本」さんといった

飯田を代表するお料理屋さんで、鰻を看板にしていた有名店が、飯田の鰻好きの胃袋を満たしていました。

 

この日は、かつて、しのぎをけずっていたライバル店へのオマージュをこめ、

舞鶴さんに鰻を料理していただきました。

 

つづく。

 

着物で女子会① 「飯田の料亭」

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秋とはいえ、まだ日差しの強い体育の日。

１０月という暦の後押しがなければ、

単衣か袷か、着物の選択には、頭を悩ませてしまうような陽気でした。

 

その日、わたしは、飯田の料亭、「舞鶴」さんにおうかがいしていました。　　　　※1

「飯田の美食」を、

特に、今の若い女の子たちに、こんなご馳走が飯田には、あるんだ、(あったんだ・・)ってことを

紹介する目的も兼ねて、女子会を開催するから来て、・・・

なんて、美容室のお誘いに、のってやってきました。

 

◆舞鶴さんのお庭の柘榴

◆オレンジのストールは、スタイリストさん？が、用意してくださっていたんですが、さすがに暑かったんです。

この日の気候では、

 

◆打ち水の石畳を踏みしめて、建物に入ります。

 

いま、こんな雰囲気のお料理屋さんは、飯田の街にはもう、残っていませんよね。

舞鶴という名前を聞くと、緊張するという方もいらっしゃるというくらい、

飯田では、格式の高いお店として知られています。

私は、家族の法事でお邪魔したことがあり、わりと平常心で歩を進めています。

 

◆ロビーで、予定の時間を待ちます。

 「芥川賞」とか、「直木賞」とか、

有名な文学賞の選考会が行われている東京の築地や、新橋にある料亭の写真とか、映像などをご覧になったことがある方は、

まさに、その写真や映像の雰囲気をこの場所のイメージに当てはめてみてください。

 

きものに関心があるわたしは、ロビーに展示されていた着物の古典的な意匠に目を奪われていました。

骨董的な価値のある着物を解体して、のれん？風に仕立てれた、美術品。

なんて、表現したらよいのでしょうか？

 

そこに、グレープスの伊藤明美さんの登場です。

ニヤニヤ

いつもとちょっと違って、なんとも意味深な笑顔です。

そして、

なんと私に指令が伝えられました。

「この企画のナビゲーター(案内役)をお願いしたい。」　by グレープス店長

・・・　さすがに、これには唖然!

 

なんと言うか、ちょっと一杯食わされたような気持でしたが、

「着物で女子会」というコンセプトと、「飯田の美食」という、正に、目先のニンジン作戦に目がくらんでしまい、

お引き受けすることになってしまいました。

 

でも、実は、特命の指令を受けるなんていう、この仕掛けは、

むかし憧れていた、テレビ版の「チャーリーズ・エンジェル」みたいで、　　※2

ホントは、ちょと気に入ってしまいました。

 

つづく。

ナビゲーター・宮島真紀

 

 ※１　飯田の料亭、「舞鶴」さん

スズキ美容室の５０周年記念を舞鶴さんで開催させていただいたときは、飯田芸妓組合の皆さんに、華を添えていただきました。

しかし、いまでは、その組合も存在しないと伺いました。　舞鶴さんの肩書も、いまは「割烹」に変化しています。

 

※2　チャーリーズエンジェル

あなたは、何回目の再放送で、チャーリーズエンジェルに出会いましたか？

チャーリー探偵事務所の三人の美人探偵が、チャーリー所長からの特命を受けて、大活躍するかつてのアメリカの人気テレビドラマ。

初代のエンジェルスのメンバーである、「ファラ・フォーセット」さんは、日本でも大流行したゴージャスな、「サーファーズカット」　(レイヤー・カット+巻き髪スタイル)　の元祖としても知られています。

アメリカ合衆国を代表する、１９８０年代のファッションアイコンであり、美容業界では、知らない人はいないほどの歴史的なビック゛ネームです。

 

◆　ナビゲーター＆着付け　　宮島真紀

◆　フォトグラファー　砂場栄一(リアライズ)

◇　ヘア・メイク　佐々木京子(美容室グレープス)

◇　ヘア・メイク＆着付け　伊藤明美(美容室グレープス)

◇　着付け＆ヘアセット　鈴木文子(スズキ美容室)

◇　企画・プロデュース　鈴木彰(美容室グレープス)

 

～おとなグレープス企画～ 「着物で女子会」 開幕

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上質を知る世代の貴女に贈る　「おとなグレープス企画」　

今日は、そのさわりをお届けします。

 

　　

「きもの女子会」って、どうでしょうか・・

 

きまりごなし、自由な着こなしを楽しめる、プチ宴会。

「ドレスコードなし」の着物の着こなしって、逆に、色々、頭を使うんですよね。

それに、髪型やメイクなんかにも・・・・

 

　

飯田の街には、着物姿に相応しい、こんな素敵な空間があります。

 

　

ここは、かつての「食の都」飯田の面影を今に伝える「最期の砦」ででもあるんですよね。

 

女子会には、ちょっと敷居が高い？

そんなことありません。

どうぞご覧ください。この連載を。

美味しいものへの欲求は、そんな敷居を軽く飛び越えてしまいます。

 

飯田の食文化もきっちりとご紹介します。

　　

お抹茶もいただきます。

今回は、不作法をお許しいただき、テーブル茶会を楽しみました。

 

では、本編をお楽しみに。