presented by グレープス.com and スズキ美容室.com
美容室グレープスがある飯田市の湧き水、「遠山の観音霊水」と「猿倉の泉」をご紹介する企画の第3回は、
猿倉の泉の採取リポートです。
以前にもご紹介させていただきました、グレープスの最寄り駅である、
JR飯田駅の駅前から、自動車で、10分から15分の場所にあるのが、猿倉の泉。
夏でも、この通り、うっそうとしています。
この地点は、飯田の街の背景に鎮座する、
シンボル的な山、風越山の西側のすそ野の少し上あたりのポジションです。
今年の夏は、この地点より一段下の地域にクマが出没、捕獲され、
地元のニュースになりました。
また、この水場にいつも顔を出していた、野生の猿の一群は、今年はめっきり、
姿を見せることがなくなっているようです。
この日も、サルに出会うことはありませんでした。
この付近で工事か始まる?始まった?
「リニア中央新幹線」のトンネル工事関係の車両の流れの発生を感知して、
野生動物の行動に異変が発生しているとの、
憶測も飛び交っている、昨今です。
さて、
猿倉の泉といえば、「=野点」 といわれるくらい、
お茶会が多く開かれていますが、
このコロナ渦のため、それも全面的な中止が続いていて、
この場所の静けさはさらに進んでいますが、
さすが、歴史ある、そして誉れの高い名水だけあって、
採水に来られる方が、
ぽつぽつとでも、途切れないあたりは、流石、と感心してしまいました。
この看板の通り、飯田市のお茶会には、
現代でも、各地から、ゲストの茶人の皆さんが訪れています。
また、私たちのお店のお客様でも、お茶をたしなまれる方が多いのも、
こんな水に恵まれて、
古くから飯田地域の、茶会の文化が発達していたおかげ、としか言いようがありません。
猿倉の泉の硬度は、10mg 前後といわれています。
抹茶と軟水(超軟水)の良相性の定説を、こんなところからも裏付けています。
この猿倉の泉を含む風越山系を水源とする水は、
ここから山を下り、砂払浄水場で水道水に加工され、
飯田の旧市街地の水道に運ばれています。
元町の「美容室グレープス」の水も、
馬場町の「スズキ美容室」の水も、
仲ノ町のウェルネスタウン丘の上にある「ヘアサロン丘の上ゆず花」の水も、
この砂払浄水場から供給されています。
■砂払浄水場からの水道水の仕様は、硬度6.2 ph6.8 です。(平成2年/飯田市水道局発表)
超軟水であり、弱酸性。
これは、
①肌に優しいこと、この上なく、
②「科学的な純水」に近いこの水は、
化粧品、医薬部外品などの薬品の効果、効能を邪魔することがない、
美容の施術にも、もってこいのスペックであることに間違いありません。
さらに、この浄水場の水のろ過方式が、
昔ながらの暖速ろ過方式。
塩素などの薬品の混合量が極めて低い水道水ということになります。
これが、常々
わたしたち飯田の美容室が、「水に恵まれている」と、
申し上げさせていただいている理由です。
■猿倉の泉のすぐ先、松川の上流にある、松川ダム
このダムの水は、下って、妙琴浄水場で、水道水に加工されます。
飯田の西側にあたる、インターチェンジを中心とした伊賀良地区と、
松川右岸の鼎地域の水道水の水源となっています。
■妙琴浄水場からの水道水の仕様は、硬度12.0 ph7.0 です。(平成2年/飯田市水道局発表)
ちなみに、風越山の東側のふもとにあたる、野底川の水は、
野底浄水場で、水道水に加工され、上郷地域の水源となっています。
■野底浄水場からの水道水の仕様は、硬度8.5 ph7.2 です。(平成2年/飯田水道局発表)
■ 飯田の市街地から、「猿倉の泉」へ向かう
地図の手前、国道151号線右横の星マーク(青)が、スズキ美容室。
飯田駅まえの星マーク(赤)が、グレープス。
JR飯田線の踏切を超え、虚空蔵山(風越山の別称)方面へ向かうともうすぐ.
■スズキ美容室からの所要時間は、自動車で30分程度(踏切工事などがあるため)
つづく。