なんか急に軽くなったな

９年前京都の三嶋亭にてウン万円するすき焼きを食べたら凄い美味くて

確かにこの額を払うだけの価値はあるといたく感動したのですが・・・

数日後にチェーン店でしゃぶしゃぶを食べたら三嶋亭と比較しても

値段ほど満足度が離れなてないと思ったのですね。

 

そこで外食って一定の値段のラインを超えると味よりも提供する側への

手間暇なんぞに対する礼儀としてお金を払うようなもんだなと感じ・・・

舌馬鹿の自分が食事で贅沢するなら一定のラインを超えない辺りを攻めるのが

バランスが取れてて良いだろうと、その時を境に外食に限らず色んなもなの

対してそのラインを超えないあたりを意識するようになりました。

 

基本自分でそのラインを超えない訳ですから不意にそのラインを超えた

食べ物を他人からご馳走して貰うと凄い気持ちを受け取っている気分になり

味そのものよりも気持ちを噛み締めるような感覚になるのですね。

 

寺門ジモンが関東の有名店スタミナ苑に出る肉は生産者からお店から

そしてお客への手間暇を繋いだ幸せのバトンだと表現してましたが

自分で金払わずそのバトンを受け取った時の重みたるや・・・。

 

なので先月半ばにサザンの年越しライブを見れるように手伝ったおばさんから

お礼としてゴディバのアイスを２個貰った時にもそのバトンの重みを感じましたし

食べ終わった後に（現金ながら）良い事したなぁなんて思ったりもしました。

 

しかし先日彼女と会った時に、あのゴディバのアイスは貰い物で

自分は糖尿病で食べられないから俺に回したという余計な情報を聞き