棋譜見て偉そうな事言うのはニワカにはとてもできませんで

2014年04月13日 23時28分30秒 | 日記


プロ棋士側が1勝4敗の負け越しに終わったものの第三回電王戦面白かった。

面白かったけど今後のプロとソフトの距離の取り方が非常に難しくなったのでは無いかとも同時に感じたなあ。
まずソフトの方が強い事はもう流石に解ってはきていて、それ自体は時代の流れとして仕方の無い事だと思う。
そしてソフト相手に挑むというコンセプトで対局させる事自体も面白い試みだとは思うのだけどソフト相手に
勝ちに徹するとつまらない対局になり結果的に負けてしまった対局ほど素人目に見ても面白いと思えてしまうのは
見世物としてちょっと成り立たないのではないか。かといって今までの歴史があるからソフトの方が強いとサジを
投げると世間的には逃げたと思われてしまうし、強い事が偉いと言う世界で生活してるプロにとってこれは辛い。

上で見世物としてどうかとも書いたけど突き詰めるとプロがやる見世物ってミスをする所に期待している節があると
少なくとも俺は思うから、冷静に振り返ってみると電王戦ってかなり残酷なコンセプトの企画だとは思うのよね。
残酷なもんは刺激が強く面白いけど長い目で見ると競技そのものを滅茶苦茶にしてしまいかねないし日本柔道とかも
ルスカなりヘーシンクなりに負けた辺りから昔とは別物になってしまったしそれが良いか悪いかは俺には解らない。
個人的には古くから残る様式美は残して欲しいけど結果を残さないで形だけ取り繕っても釈然としない部分もある。
しかし・・・相手はコンピューターだ・・・電王戦を今後やるかどうかとかじゃなくもっと長い目で見て考えないと
いけないけど、どうしたらいいか当人たちも解らないというのが本音なんではないだろうか。

ただ冒頭で触れた通り電王戦自体はとても楽しく見れたのは事実でそういう人は俺以外にも勿論たくさんいるはず。
それだけでも開催してくれた意味はあったんじゃないかなぁと思いましたん。
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