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虫・26~クサカゲロウ幼虫

 裏高尾日影林道を下って“日影バス停”でバスを待っていると、オオブタクサの葉の上で動く物体に気付いた。長さ5ミリほどで初めは葉の上に落ちたゴミが風で動いたと思ったが、改めて見ると風も無いのにまた動き始め、葉を揺するとピタッと止まる。どう見ても虫に見えないがカメラで撮って拡大すると何やら虫がいる。これは「クサカゲロウ(草蜉蝣・臭蜉蝣)」の幼虫で背中にカギ状の毛がありそこに植物片や捕食した昆虫の死骸を背負って天敵から身を守るようになっている。ジブリ映画『ハウルの動く城』のミニチュアを見ているようでバス待ち時間を楽しく過ごせた。クサカゲロウはクサカゲロウ科に分類される昆虫の総称になる。
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