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コナラ・2~ナラ枯れ

 松木日向緑地の「コナラ(小楢)」。ブナ科コナラ属の落葉高木で真夏の今なら青々とした葉を茂らせているが、葉は枯れて真っ茶色になっている。幹を見てみると直径4~5ミリの小さな穴が多数あり粉が見える。これは通称カシナガと呼ばれる“カシノナガキクイムシ(樫の長木食い虫)の仕業で、産卵のために6~9月にコナラなどに穴を開けて入り込む。その際、成虫が保持しているナラ菌が感染すると樹木は水分を吸い上げる機能を失い枯れてしまう。この“ナラ枯れ”被害が全国で年々増え続けていて林野庁ではその対策に苦慮している。
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コメント
 
 
 
ナラ枯れ (ディック)
2021-08-14 18:47:01
カシナガキクイムシが入り込むと、ナラ菌の感染により「ナラ枯れ」が起こる。
初めて知りました。
根岸森林公園ではそれでなくてもコナラの木を軽視し、伐採対象の印を付けていますから、どうなることやら…。
 
 
 
ディック様 (多摩NTの住人)
2021-08-15 08:05:03
コメント有り難うございます。今このナラ枯れが全国的に問題になっています。当地ではあちこちのコナラが枯れています。
 
 
 
カシノナガキクイムシ (夕菅)
2021-08-16 12:14:36
今春つくば植物園に行ったとき、ビニールシートを巻かれた無様な木があり、見るとカシノナガキクイムシへの対応との説明がありました。
茨城県では2020年に初めて県内のナラ枯れ現象が確認されたそうです。
 
 
 
夕菅様 (多摩NTの住人)
2021-08-16 15:27:11
コメント有り難うございます。当地では数年前から発生していましたが、今年は特にひどいように思えます。茨城県もこれから心配ですね。
 
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