元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
野鳥・106~ルリビタキ雄3
ヒタキ科ルリビタキ属の「ルリビタキ(瑠璃鶲)」。そのオスの成鳥の羽は鮮やかな瑠璃色になるが、これは羽自体の色ではなくカワセミと同じように“構造色”の仕組みによるもの。その羽毛は先端のみが青く羽毛を切断すると無数の微小な空気孔があるという。
ルリビタキのオスが1歳の時の羽は瑠璃色ではなくメスと同じオリーブ色をしているが性的には成熟しており繁殖は可能になる。2歳以上のオスの羽は最終的な瑠璃色になるが、この独特な成熟現象は他の鳥には見られない特徴で世界的にも珍しいようだ。これは遅延羽色成熟=DPM(Delayed Plumage Maturation )と呼ばれ、若いオスがメスや幼鳥に体を似せることによって、力の強いオスとの闘争を避けるためで、異なる色同士では実力差が明らかで無駄な闘争は起こさないと考えられている。ちなみにオリーブ色同士でも縄張り争いがあるが、瑠璃色同士のほうが縄張り争いは激しいようだ。
ルリビタキのオスが1歳の時の羽は瑠璃色ではなくメスと同じオリーブ色をしているが性的には成熟しており繁殖は可能になる。2歳以上のオスの羽は最終的な瑠璃色になるが、この独特な成熟現象は他の鳥には見られない特徴で世界的にも珍しいようだ。これは遅延羽色成熟=DPM(Delayed Plumage Maturation )と呼ばれ、若いオスがメスや幼鳥に体を似せることによって、力の強いオスとの闘争を避けるためで、異なる色同士では実力差が明らかで無駄な闘争は起こさないと考えられている。ちなみにオリーブ色同士でも縄張り争いがあるが、瑠璃色同士のほうが縄張り争いは激しいようだ。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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私は今季チラッと見ただけで、写真は撮れませんでした。
予報通り、今朝から小雪が舞っています。
積もる迄にはならないでしょうけれど…!
ルリビタキのブルーも美しいですね(⌒∇⌒)
➡遅延羽色成熟=DPM(Delayed Plumage Maturation )と呼ばれ…
成程そうですか~!
今日もお勉強させて頂き有難うございました★(^▽^)