元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
カワラノギク・5~多摩川

カワラノギクは丸い石がゴロゴロ転がっているような河原を好み、時々発生する洪水が土砂を運び植生をリセットすることによって群落ができる。しかし現在は上流のダムで流水量が制御され河川敷が水没するような事態は少なくなっている。そのため帰化植物が永住するようになりカワラノギクの生育地が狭められているようだ。
この日は自宅から片道21キロを自転車を漕いで自生地を目指した。以前、カワラニガナを探索した場所に近くそのルート(南大沢ー北野ー左入町交差点ー拝島橋ー羽村堰)はしっかり頭に入っている。自生地は羽村堰の600メートル上流の宮の下運動公園近くでコセンダングサとクモの巣の藪を抜けると丸石が転がっている河原に出た。そこで探すこと10分。開花株を見つけるとその一帯に数十株が確認できた。まだ蕾が多いので満開は来月上旬だろう。
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クサボケ・4~果実

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