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セイヨウシバ・1~オーバーシーディング

 毎年恒例のオーバーシーディング。夏向きの姫高麗芝を強めに刈り込んで、上から「セイヨウシバ(西洋芝)」の種を撒き、冬の間も鮮やかな緑を保とうというもの。9月中旬に種蒔きしたものが、ほぼ1ヶ月経って7~8センチほどに伸びてきたので、電動バリカンで第1回目の芝刈り。周りの植物が秋色に変わっていく中で、ここだけ鮮やかな色合いでやや違和感があるが、これは仕方が無い。芝庭は定期的な芝刈り、エアレーション(地面に等間隔で小さな穴を開け地中に空気を入れること)や、サッチング(地表から1センチほどの部分に溜まる枯れ芝などの堆積部分<サッチ層>を熊手などで取り除いて根元をスッキリさせること)が欠かせず、とても手間が掛かるが、この作業に没頭すると無心になれるのでたまには良い。先日の新聞で、日本芝草学会(こんな学会があることなど全く知らなかったが)の調査で、このサッチ層を取り除くだけで、放射性セシウムの約9割が除去されたとの記事があった。これは芝を根こそぎ刈り取らなくても、芝の根を残したままで除染ができるということで、今後の除染の参考になりそう。長い道のりだが、あらゆる知恵を搾り出して国土復興を願いたい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
芝生 ()
2011-10-26 23:20:22
この芝生は多摩NTさんのお庭の芝ですか、年中このように綺麗にしておくためには、手入れが大変そうですが、青々した芝生を眺めるだけでも癒されますよね。

芝生の手入れなんて全然知らない私ですが、そう言えば刈った後熊手のようなもので、掻き集めていますよね。
 
 
 
風さん (多摩NTの住人)
2011-10-27 08:05:55
コメント有り難うございます。
戸建てに住みたいと思っていた頃からの夢で、もう10年以上になりました。手入れは大変ですが、この緑色を見るのが好きです。
 
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