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奮闘記・5~多摩川下り

 鶴見川や境川の川下りに味を占め、次に選んだのは、やはり多摩川。多摩ニュータウン植物記としては、 “多摩” の冠が付く川をきちんと押さえておかなければならないだろう。多摩川の水源は、山梨・埼玉県境にある笠取山だが、そこに辿り着くまでに日が暮れてしまうので、奥多摩湖に流れ込む源流の一之瀬川、丹波川は回避して、スタート地点は一般的に “多摩川” と呼ばれ始める奥多摩湖小河内ダムとした。ここから河口までは約87キロで、5~6回に分ければ何とかなるだろう。
 朝早く、JRとバスで小河内ダムまでやって来て、そこからスタート。しばらくは渓谷の様相で、川沿いの国道411号線(青梅街道)を走っていく。基本的には下り道だが、思った以上に登り道も多く、脚に疲労が溜まってくる。JR青梅線川井駅手前にある “青梅マラソン折り返し地点” の大看板は、青梅30キロレースの中間点。ここから先がマラソンコースと重なる。私は青梅マラソンは10キロレースしか経験していないので、この看板を見るのは初めてだが、ここを1万5千人のランナーが通過するのは圧巻だろう。この先で何人かのランナーとすれ違ったが、きっと来年のレースのための試走に違いない。
 さて道端でたびたび野菊に出会ったが、いちいち同定のために立ち止まるわけにもいかず、ずいぶん後ろ髪を引かれ、髪の毛が数本減ってしまった。今日の行程はJR青梅線御嶽駅までで、走行距離は18キロ。タイムは1時間43分で、1キロ当たり5分43秒のペースだった。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
こんばんは (ホタル)
2011-10-30 18:32:40
こんばんは。
いよいよ多摩川ですね。ほぼ、東京都を西から東へと横断するに等しいですね。
山地から里山、住宅地に下町、そして工場地帯、
東京の様々な顔を見て流れる多摩川。
どうぞ、お気をつけて。

笠取山には登ったことがあり、水干という多摩川の最初の1滴を見たことがあります。
すばらしい森ですので、機会があればお薦めいたします。
 
 
 
ホタル様 (多摩NTの住人)
2011-10-31 20:56:49
コメント有り難うございます。
こうなると、乗り掛かった舟という感じです。
笠取山に登られたんですか。すごいですね。行ってみたい気がしますが、なかなか大変な場所のようですね。
 
 
 
Unknown (guitarbird)
2011-11-02 08:51:39
こちらで鶴見川の源流の話を見てからテレビ東京の番組の「アド街ック天国」で鶴見の特集をしていた際に源流の話題に触れていてなんだかうれしかったです。
それと御嶽山は東京にいた頃にケーブルカーに乗って下りは歩いて降りたことがあります、懐かしいです。
 
 
 
guitarbird様 (多摩NTの住人)
2011-11-02 22:12:20
コメント有り難うございます。
私も先日の「アド街ック天国」を偶然見ていました。鶴見川の話題は嬉しかったですね。御嶽山も登られたんですね。この季節はハイカーで溢れていますよ。駅前で着替えるのに往生しました。
 
 
 
多摩川源流は素晴らしい森 (多摩のハイカー)
2011-11-02 22:49:07
笠取山は好きな山の一つで、四季折々もう何回も登りました。水干沢(極めて簡単な沢)をつめ、水干に上がったこともあります。
29日は、中川東谷、唐松尾山、西御殿岩でした。出会ったトレイルランの人は、新地平から丹波まで行くと言ってました。車でアプローチしないと日帰りは無理と思ってましたが、トレイルランなら可能なのですね。
 
 
 
多摩のハイカー様 (多摩NTの住人)
2011-11-03 08:43:12
コメント有り難うございます。
笠取山はそんなに素晴らしい森なんですか。私はトレイルランはやりませんので、なかなか到達は難しいとは思いますが、いつかは行ってみたい気もしますね。
 
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