Beautiful☆Life

ひとりごと

桜桃忌

2009年06月19日 | 差し障りの無いブログ
 今日は生誕100年と桜桃忌が重なった日だそうです。生まれた日に自殺するなんて太宰らしいのでしょうか?

 先ほどNHKのニュース9で、桜桃忌に太宰の墓参りに来る人には意外にも若者が多いという報道があった。まるで太宰のファンは若者は少ないはずだと言う前提にたっているようにみえる。NHKの報道に携わっている人たちは太宰を読んだことがないんだろうなと思う。

 太宰研究で超有名な奥野健男さんは著書の中で、太宰の文学は「はしか」のようなものだと言っている。読めば誰でも一度は罹患するのだそうです。確かに私も罹った覚えがあります。

 ですから、いつの時代も太宰の熱烈なファンは10代から20代の若者です。これは間違いありません。奥野氏はご自身のことを「はしかに罹りっぱなしの特異体質」みたいなことを言っておられます。

 蛇足ながら、奥野氏が「太宰治論」を自費出版したのは東京工業大学大学院生のときだったと記憶しています。実は理系なんですよ。プリント基板の研究をされていたと記憶しています。確か、プリント基板の発明者の一人ではなかったかと思います(未確認)。

 最初は自費出版だったようですが、未だに読み続けられているのは凄いです。私も大学生の頃に買った「太宰治論」持ってます。

あーーー、NHKでチョンドラマが始まった。チャンネル変えよう。

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