Beautiful☆Life

ひとりごと

Friio

2008年05月21日 | PC関連
 久々にPC関連記事を書いてみようかと思う。表題の「Friio」(フリーオ)ですが、例によって知っている人は知っているが知らない人は全然知らないという怪しげなアイテムのことであります。そもそも私自身が「怪しげなモノ」にしか興味を持たない怪しい奴なんだと思います。で、どんなモノなのかと言うと下の写真のようなモノで、「デジタルハイビジョンテレビアダプター」と銘打って売られています。


http://www.friio.com/

 「売られています」と書きましたが、実はこの時点では売られていないので入手できません。大抵は品切れ状態で、2週間に一度とか時々販売されるのですがそれが何時なのかも分からないですし、販売が始まるやいなや大抵あっという間に売り切れてしまいます。価格は29,800円(送料込み)です。決済方法は事実上クレジットカード決済のみです。売っているのは日本国内ではなくて台湾ですが、この機器は日本でしか使えない仕様になっています(いかにも怪しいでしょ)。一説によりますと原価は十分の一以下でぼろ儲けだとも言われています。

 このFriioという機器はマニアの間では大人気なんです。2ちゃんねるにも沢山スレが立っていますし、Yahooオークションでも盛んに取引されているようです。今はオークションで驚くような高値が付くことは滅多に無いようですが一時期は定価の2~3倍の値段が付いていました。

 何でそんなに人気が有るのかと言うと、Friioが他の機器には無い特徴を有しているからなんですね。そもそもデジタル放送はデジタルデータとして扱う場合にはコピーしても全く画質の劣化が無いので著作権を侵害するおそれがあります。ですからデジタル放送では著作権保護のため暗号化して放送されています。視聴するにはB-CASカードに納められた暗号鍵を使って復号して視聴します。HDDレコーダなどにハイビジョン品質を保ったまま録画する場合には再び暗号化して記録する仕組みになっています。そのため何とかしてHDDのデータを抜き出したとしても暗号化されたデータのため何の意味もないファイルになってしまいます。ところが、当のFriioは記録(録画)する際に再暗号化を行わないのです。つまり、フツーに読めるデジタルハイビジョンのファイルを残します。

 このFriioですが、実は手に入れてしまいました。一月以上前のことですが、Friioのホームページに4月9日(水)付けのニュースとして販売予告が載りました。「金曜日と土曜日の午後8時から発売」(4月11日,12日)とありました。この時の私はそれ程本気で欲しいとは思っていなかったので11日当日の8時にはそのことをすっかりと忘れていました。ようやく思い出したのが11時頃のことです。もう残って無いだろうなと思いつつFriioのホームページを開いたところ、驚いたことにまだ残っていたのです。買える状態を見たのは初めてでしたし、
1.この機会を逃したら今度はいつ買えるのか分からない
2.取り敢えず手に入れといて要らなければヤフオクで売ればよい
3.酒を飲んでいるので気が大きくなってた
などの理由により取り敢えず購入したのでした。届いたのは次の週の木曜日(17日)だったと記憶している。

 さて、取り敢えず手に入れたものの梱包も開けずにその後半月ほど放置されていたのでありました。昼休みが終わったので、続きは後ほど...