歴史のおもしろさ プロイセン編

2011年01月27日 | 日記
高校生の頃、世界史でプロイセンという国を習いました。

これがすごく興味深い国で。プロイセンを見ていると、歴史のひとつのオモシロさが、よく伝わってきます。

はじめは小さな勢力が、のちのち大勢力に発展する、というオモシロさです。



プロイセンという国のはじまりは、ある騎士団でした。

ドイツ騎士団。

十字軍の時代に生まれた団体です。ご存知のように、十字軍はグダグダのまま終わりました。

十字軍の夢がやぶれたドイツ騎士団は、東方植民にのりだします。

そしてバルト海の沿岸を自分たちのテリトリーにしていきます。

これがプロイセンのはじまりです。

プロイセンはその後、オーストリアやフランスとの戦争に勝利。ドイツ帝国となり、ヨーロッパ史のど真ん中に君臨します。


ひとつの騎士団が、ヨーロッパの大国に成長する…

はじめの騎士たちは、まさか自分たちの勢力がのちに大きな国になるとは想像もしていなかったんだろうなぁ、

と考えると、歴史っておもしろい!と思います。


ということは、

現代のぼくたちがやっていること、やろうとしていることが、たとえ今はまだ小さなことでも、のちのち大きな夢として世界中をつつみこむようなことが、もしかしたらあるんじゃないかと。そんなふうに感じます。

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